一人親方労災保険の短期加入はやめた方がいい本当の理由

埼玉労災一人親方部会では、短期間だけ一人親方労災保険に加入したいという人のご要望に応じています。埼玉労災では、いつでも解約自由の「毎月払い」というお支払い方法をご用意しており、一人親方労災保険の短期加入をご希望される一人親方様からご支持を戴いています。

短期加入をご希望の一人親方様は、お支払い方法で「毎月払い」をご選択いただければそれで完了です。

労災保険を脱退したいときの手続きについて

脱退方法はシンプルで簡単です。脱退したい月の20日までにお手持ちの労災保険加入証明書をご返却戴くことで労災保険の脱退の意思表示とさせてい戴きます。加入証明書に記載されている埼玉労災一人親方部会の住所宛に、必ず特定記録郵便もしくは簡易書留でご郵送ください。また、加入中に労災事故がなかったかの確認をさせて戴きます。脱退後は、労災事故の処理は証明業務のみで書類作成の代行は行いません。

労災保険加入証明書が埼玉労災事務センターに到着しましたら労働局に月末までに労災保険の変更届(脱退届)を提出します。

一人親方労災保険の短期加入はお勧めしていません!

このように、埼玉労災一人親方部会でも事実上、短期加入の取り扱いをしていますが、一人親方様のニーズに対応しているだけで、本当はお勧めできません。

一人親方労災保険の短期加入について尋ねてくる一人親方様は、たぶん仕事先の元請会社に、「労災保険に入らないと現場に入れません!」と言われた人だと思います。自分はこれまで現場でケガをしたこともないし、ケガをしない自信もあれば、つい、そのように思ってしまうのは仕方がないことのように思います。

そのように考える一人親方は、労災保険が必要と言われた現場だけ、短期間のみ労災保険に加入しようとします。でも、それで本当に大丈夫なんでしょうか

短期加入のデメリットとは

一見、労災保険の保険料等の支払額が少ないことから加入しやすいし、合理的に思えるかも知れませんが、実は労災保険の短期加入には一人親方様にとって看過できない落とし穴があるのですよ。

ものごとには良いところと悪いところ、一長一短があるものです。労災保険も例外ではありません。

短期加入を繰り返すと結局、支払額が高くなる

実は、国の制度である労災保険は、数ヶ月未満のいわゆる短期加入を想定していないのです。労災保険特別加入団体は、新たに労災保険の加入者がお申し込みしたら、年度末までご加入することを前提として労働局に加入の届出を提出します。つまり、この人は3ヶ月だけですよっていう内容の届出にはなっていないのです。

労災保険の制度上、中途脱退が認められているので、その方法を利用して短期加入出来るようにしているだけです。

場合によっては、労災保険特別加入団体が年度末までの労災保険料を国に立て替え払いすることになります。そのような事情がありますので、たとえば3ヶ月間の加入でしたら、通常1年間に支払う保険料等の4分の1かと言うとそうではありません。月割りで計算すると割高になるように設定されているはずです。

つまり短期加入を繰り返すと反って高くつくことになるわけです。

事故時に労災の認定が厳しくなる

短期加入の場合、また短期加入を繰り返した場合、万が一の労災事故時に、労働基準監督署での労災認定が厳しくなります。

これはどういうことかというと、もし事故が起こると、加入してまもなく事故に遭ってしまったことになるからです。もちろん加入直後であるからという理由で労災が適用されないと言うことはありませんが、保険加入直後の事故の場合、審査は当然厳しくなります。非常に細かいところまで根掘り葉掘り尋ねてきます。

民間の保険会社でも同じです。生命保険に加入した途端、死亡したら念入りに調査するのと同じなのです。保険という性格上、当然のことと思われます。

短期加入した場合、いつも労災事故時は加入直後ということになりますので注意が必要です。

元請に疑問を持たれる

労災保険の短期加入者に発行する労災保険加入証明書の有効期限日は、通常3月31日となっているところ、短期間で終わるようになっているため、元請会社から労災保険特別加入団体に、その一人親方の労災保険は本当に有効なのかという問合せが来ることが多いのです。元請からしたら当然のことで、ひょっとしたら工期が伸びることもあるわけです。

今や、建設業の現場で働く一人親方の労災保険の加入は必須です。こういう状況で短期間しか加入しない一人親方に疑問を抱くのは当然です。

こういうことで一人親方としての元請からの信用がなくなるとしたら大きな損失でしょう。

一人親方労災保険は、一人親方の権利、特権

労災保険の短期加入者は、実は労災保険のことをあまり分かっていない人が多いのです。労災保険は少ない保険料で凄い保障内容なのです。

本当は、保険料がもったいないとか言うレベルではないのです。そもそも仕事中のケガは健康保険は使えないのです。労災保険に加入していない場合は仕事中のケガは本来すべて自費での治療となります。「弁当とケガは自分持ち」という古い言葉がありますが、大きな怪我をしてしまったら大変なことになってしまいます。

そして事故はいつも突然やってきます。

たまたま加入していなかったときに事故が起きるなんてことは、保険の話ではよくあることです。短期加入を繰り返すとどうしても無保険の期間が出来てしまいます。

労災保険の特別加入はわずかな掛け金で大きな補償が得られる、一人親方様の権利であり、特権でもあるのです。

一人親方労災保険の短期加入についてのまとめ

埼玉労災一人親方部会でも一人親方様のニーズにお答えして短期加入に対応していますが、労災保険の短期加入には一人親方様にとっての多数のデメリットも存在しています。

年間を通して、建設業に従事される一人親方様は、出来るだけ年間を通して一人親方労災保険にご加入されることをお勧めいたします。

 

一人親方の労災保険のご加入のお問い合わせはこちら

埼玉労災一人親方部会 https://www.saitama631.com/

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