アスベスト

建設現場でかつてアスベスト(建設石綿)を扱っていて、不安に感じる一人親方様に朗報です。

2021年5月17日、最高裁は今まで一人親方に認めてこなかったアスベスト被害について国や企業の責任を認める判決をしました。アスベストの健康被害を訴える一人親方様、将来の健康に不安を感じる一人親方様にとって明るい展望が開けました。

厚生労働省 アスベスト(石綿)に関するQ&A

アスベストの恐怖

かつて多くの建設物に使用されたアスベストは、これを吸ってしまうと、数十年後に癌の一種である中皮腫などにかかる恐れがあり、建設現場で働いていた人ばかりで無く、周辺に住んでいた人にまで健康被害が及ぶ恐ろしいものです。

1956~89年に建てられた鉄骨や鉄筋のビルで働いていた方は、リスクがあると考えた方がいいでしょう。

一人親方労災保険に加入していた人

上記の期間に一人親方労災保険に加入していた方は労災保険での救済があると思いますが、何分、何十年も前のことで記憶や記録が曖昧なこともあり、たとえ加入していたとしても労災申請はかなり実務的に困難でしょう。

一人親方に国や企業が賠償してこなかった理由は、「労働者」ではなかったからです。そもそも、なんでも責任を回避し個人に押しつけるのはどうかと思いますが、これがこの国のスタンスです。

損害金2,600万円の可能性

今回のアスベスト訴訟の結果、被害者には最大2,600万円の補償を国は検討しているそうです。1956~89年ごろに建設現場でアスベストを扱い、健康に不安のある方はよく情報を集めた方がいいでしょう。今後の展開に注目です。

これから一人親方労災保険に加入する方

特別加入した一人親方にアスベストの補償が認定されるようになったのは、実はまだ最近のことです。

新築の建設物にアスベストは使用されなくなりましたが、アスベストの撤去作業は残っていて、そのようなアスベストを含む粉塵が出る仕事をする方は、労災保険、加入時にしっかり健康診断をしましょう。

労災保険加入時の健康診断をやらないとアスベストの補償が受けられない可能性があります。

もっとも既にアスベストによる健康被害が発生している方も新規加入した場合、補償は受けられません。ちょっと理不尽にも感じますが、保険という性質上、仕方のない面もあります。

一人親方の労災保険のご加入はこちらから
埼玉労災一人親方部会 https://www.saitama631.com/
建設国保 保険料シミュレーション
建設国保 加入お問い合わせ

 

 

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