一人親方が商工会に加入するデメリットとは

一人親方仲間や先輩たちと話していると、商工会の話はよく出てきます。

実際に加入している人たちにとっては有意義であるからこそ加入しているはずで、メリットは聞くけれどデメリットはいったいどんなものがあるか気になりますよね。

一人親方にとっての商工会のデメリットについて書いていきます。

商工会とは

商工会とはなにか。

公式ホームページにはこう記されています。

商工会は、地域の事業者が業種に関わりなく会員となって、お互いの事業の発展や地域の発展のために総合的な活動を行う団体です。

https://www.shokokai.or.jp/

地域密着型の個人事業主および中小企業の社長のあつまりと言っていいでしょう。

基本的には横のつながりを作ったり、異業種で交流をして活動を行う団体のことを言います。

商工会のメリットについて

商工会のデメリットについて書く前に商工会のメリットについても触れておきます。

  • 法改正に対応できる
  • 補助金の申請を手伝ってくれる
  • 記帳や労働保険事務を委託できる
  • 横のつながりができ新たな出会いがある
  • 融資などの相談ができる

というメリットが商工会にあります。

法改正、例えば2019年にあった消費税の引き上げの際、請求書はいつから消費税10%にすればいいのか。そしてインボイスなどの問題もありました。

そして軽減税率の対象なども複雑でした。

このような法改正時に商工会ではセミナーを行なったり、パンフレットの配布などをしています。

そして補助金に関してもアドバイスを行なってくれます。今、行なっている事業で、なにかもらえる補助金があるかどうかなどを開業時に調べてくれるというメリット。

そして確定申告や決算や記帳、そして労働保険事務を任せることも可能。法律などもかなり面倒で質問したり任せられる場所があれば、本来やるべき仕事に集中できます。

そして青年会や異業種交流会などで、横の繋がりができるというメリットもあります。毎日現場で会うのは、同じ人ばかりで仕事の広がりが欲しい場合は加入しておくと横の広がりができる可能性も高くなります。

融資の相談もできて、どうやったら国金や銀行でお金が借りられるのかをおしえてくれます。

商工会のデメリット

商工会にはメリットもありますが、デメリットももちろんあります。

1つ目はそもそもメリットをメリットだと感じれない場合もあるでしょう。

法改正に対応できるというのも、友人の一人親方に聞けば対応できます。そして補助金は雇用を行なう、もしくは行なっている場合にもらえることがほとんどで、一人親方にとってメリットではありません。

しかも確定申告や記帳は税務署にいけば教えてくれますし、決算であれば税理士さんに頼るでしょうから、そもそも商工会で聞く必要がありません。

横のつながりは欲しい人はいいですが、そこまで人間関係が得意でない人もいますし、一人親方の仕事が横のつながりで増えるかといえば、ほとんどの場合で増えることは少ないでしょう。

このように本来のメリットが、一人親方にとっては薄いという点がまずデメリットです。

そのうえで商工会には

  • 人間関係が疲れる
  • 一人親方にとって有意義な講習が少ない
  • 商工会青年部が面倒
  • 年会費が1万円程度

というデメリットもあります。

人間関係が疲れる

まず人間関係が疲れる人の場合、そもそも商工会に入ることはおすすめできません。

なぜなら商工会は横のつながりを作るために入ることも多く、会員同士の関係を求めます。いまはインターネットなどでも仕事の受注を受けられるので、横のつながりがなくてもいいという一人親方さんもたくさんいらっしゃいます。その場合は無理して加入する必要はないでしょう

一人親方にとって有意義な講習が少ない

商工会のメリットの1つである講習ですが、一人親方にとって有意義な講習が少ないのもデメリットです。

エクセルワードなどの操作方法や、確定申告の講習などが受けられますが、一人親方にとっては確定申告関連しか受講するものはないでしょう。

しかも確定申告は税務署で聞けるので、わざわざ講習を受ける必要はありません。

商工会青年部が面倒

そして下の条件に当てはまると、商工会青年部の勧誘をされます。

商工会員に属していて、経営者、個人事業主、

もしくは、その事業の主要な立場にいる社員、45歳までの男女

商工会青年部とは、個人事業主や会社代表などの集まりです。

異業種交流会なども開かれ、会員同士のつながりを作りビジネスに発展していくのが目的の集まりです。その集まりには役員を作ったり、イベントごとの運営を行う必要もあります。

人によってはこのつながりで仕事をもらえたり、保険の仕事をしている人ならば、仲良くして保険に加入してもらう。もしくは飲食店などであれば、会合で使ってもらう。などがありますが建設業の一人親方の場合はどうでしょうか?

大工さんなどであれば依頼はあるかもしれませんが、正直ここから仕事がもらえることは考えにくい。

にも関わらず、会議に集まったりその帰りに付き合い飲みがあるかもしれません。

もちろん商工会青年部は強制ではありませんが、必ず勧誘はされるでしょう。そうなった時、断り続けるのもストレスです。

人間関係が苦手な人にとって、かなりのデメリットといえます。

年会費が1万円程度

さらにメリットがない人にとって最悪のデメリットが年会費です。

地域ごとに値段に差があるのですが、おおよその平均で年会費で1万円程度が必要です。

少なくはない金額ですし、メリットがあるならまだしも、一人親方の場合はデメリットの方が多いので、費用がかかることはデメリットになるでしょう。

商工会は一人親方にとってメリットが少ないことがデメリット

商工会への加入は少なくない年会費がかかります。

法改正への対応や補助金の斡旋など、メリットがないわけではありません。しかし一人親方にとって、価値のあるメリットが少ない印象です。

そしてメリットがないものに、年会費を支払う必要はなく加入する必要はないように思います。

もし融資を取りたいのであれば、加入するメリットがあるかもしれませんが、一人親方にとっては大きな融資が必要なことは少ないので、活用機会も少ないと言えるでしょう。

 

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