菅工事業の一人親方の年収や仕事内容は!?

管工事業を営む人のことを配管工などとも呼びます。

配管工は一人親方にとって、どんな仕事なのか、その年収と年収アップ方法は?そして配管工のメリットやデメリットはどんなものがあるでしょうか?

菅工事業の一人親方ってどんな仕事?

配管工は冷房設備やガス菅設備、浄化槽設備や吸排気ダクトなど、建物内に管やダクトを通すための工事を行います。

その建物が完成した時には、基本的に配管は見えません。ただしガス管や水道管などの工事ではミスが大きな損害を産みますし、ミスは許されない現場です。

建物の設計とは別に配管の設計があり、その通りに配管を組むことになります。

熟練の腕が必要であり、最初から誰でもできるような仕事ではありません。技術が必要です。その技術をもってさえすれば一人親方として働くこともできて、親方になれば年収もあがります。

配管工のキャリアプランは資格を取得して、監督として施工管理を行う、もしくは親方となり従業員を雇って仕事をもらって会社を運営するなどの方法があります。

管工事をするのは資格は必要ではありませんが、資格を取ることでその工事の責任者や監督になれる。

とくに1級の国家資格は大型の建物を建設する上で必須の資格であり、これをもつだけでも一気に年収があがります。

菅工事業の年収は?

菅工事業の年収の平均は335万円(2018年度)です。

最終年収に近い50代の配管工の年収で比べると

  • 高卒 320万円
  • 短大卒 380万円
  • 大卒 500万円

と、学歴によって大きな差が生まれます。

これは学歴によって資格取得の難易度も変わり、就職する会社によっても年収が変わるので、学歴によって収入に大きな差があります。

年齢層でわけて見てみると

  • 20代 18~25万円/月
  • 30代 25~31万円/月
  • 40代 32~36万円/月

という具合で、年齢によって月収はあがっていく傾向です。

ただしこれはあくまでも平均であって、取得する資格によって大きく年収が変わる仕事ですし、さらに一人親方になることでも年収は一気にあがります。

20代であっても資格をもっていたり、技術があれば年収で500万円ほど稼ぐ配管工の親方もいらっしゃいます。

菅工事業の一人親方が取得すると有利な資格

管工事において取得すると有利な資格があります。

  • 管工事施工管理技士
  • 建築設備士

以上の2つ。

管工事施工管理技士は当たりまえですが、建設設備士まで持っているとキャリアがかなり変わります。

管工事施工管理技士について

他の施工管理技士と同じく、管工事において1級は主任技術者と監理技術者と専任技術者になれます。

2級は主任技術者と専任技術者にはなれますが、管理技術者にはなれないという違いがあります。

ただし1級の管理技術者はよほど大企業の大きな工事でないと必要がないため、一人親方には無縁の資格かもしれません。しかし今後、企業の中に入って安定的に収入を得たいと考えているのなら、取得しておくといいでしょう。

なお会社に所属している人で、2級を取得すれば年収で500万円以上。1級であれば700万円以上も可能です。

1級の受験資格

  • 大学の指定学科を卒業後、3年以上の実務経験
  • 大学の指定学科以外を卒業後、4年6か月以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業後、5年以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、7年6か月以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科を卒業後、10年以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科以外を卒業後、11年6ヶ月以上の実務経験
  • その他の者は15年以上の実務経験
  • 2級管工事施工管理技術検定合格者で5年以上の者は合格後、5年以上の実務経験
  • 2級管工事施工管理技術検定合格者で5年未満の者は高等学校の指定学科を卒業後、9年以上の実務経験
  • 2級管工事施工管理技術検定合格者で5年未満の者は高等学校の指定学科以外を卒業後、10年6か月以上の実務経験
  • 2級管工事施工管理技術検定合格者で5年未満の者はその他で14年以上の実務経験
  • 技術検定合格者は10年以上の実務経験
  • 専任の主任技術者の実務経験が1年以上ある者
    • 2級管工事施工管理技術検定合格者で合格後3年以上の者は合格後、1年以上の専任の主任技術者経験を含む3年以上の実務経験
    • 2級管工事施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者は短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、7年以上の実務経験
    • 2級管工事施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者は高等学校の指定学科を卒業後、7年以上の実務経験
    • 2級管工事施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者は高等学校の指定学科以外を卒業後、8年6か月以上の実務経験
    • 2級管工事施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者はその他で12年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業後、8年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業後、11年以上の実務経験
    • その他の者は13年以上の実務経験

2級の受験資格

  • 大学の指定学科を卒業後、1年以上の実務経験
  • 大学の指定学科以外を卒業後、1年6か月以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業後、2年以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、3年以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科を卒業後、3年以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科以外を卒業後、4年6か月以上の実務経験
  • その他の者は8年以上の実務経験
  • 技術検定合格者は4年以上の実務経験

このように1級を取得するには、2級取得に加えて実務経験が必要です。2級も実務経験が必要ですが、学歴によって取得できるまでの年数が違います。

もし学歴が高卒などであれば、取得するのは難しいと言えます。会社に所属するならそれでも取得した方が懸命ですが、一人親方として独立しているのであれば取得は2級までで、あとは年収あげるには組織化をしたほうがいいでしょう。

配管工と建築設備士

1級の管工事施工管理技士を取得していて、さらに上を目指すのであれば建築設備士の資格を取るのもオススメです。

文字通り建築設備の専門家で、1級建築士に対して設備のアドバイスを行える資格。

企業に所属しなければ必要な資格ではありませんが、将来企業に入って働きたいのであればこの資格もオススメです。

菅工事業で一人親方として働くメリット

管工事業の配管工で一人親方として働くメリットは、技術が必要なところです。

もちろん建設業において他の仕事が技術が必要でない訳ではありませんが、管工事では特殊な技術が必要で作業も繊細です。

ミスがあれば被害は大きく、信頼されなければ仕事を取っていけません。ですから技術力があれば一人親方としてどんどん仕事をもらえるようになることはメリットです。

菅工事業はこれからもとても忙しい

管工事業はこれから仕事が多く忙しいといえるでしょう。

なぜなら東京オリンピック後も大型施設の管工事の量は衰えないからです。

大阪万博や各地でのIR事業(カジノ)、そして新規マンションの建設は2030年代まで止まりません。カジノができればそこに働く人の住宅が生まれ、ホテルも必要です。

そこでは大小さまざまな建物が建設されるので、そのような建物に管工事業は必要不可欠です。

菅工事業のデメリット

管工事業のデメリットは、仕事のミスが許されないことです。

他の工事業であってもミスは許されません。しかしなんども書いていますが管工事のミスは、被害が大きくなります。ガスや水道などでは特に大きくなるでしょう。

ですから神経質にならざるを得ません。

技術が必要であり、誰にでもできる仕事ではないというデメリットがあります。

管工事業では元請にはなりにくい

一人親方からスタートした場合、管工事業では元請にはなりにくいでしょう。

工事の規模が大きいことが多く、元請になるにはかなりの規模の会社が必要です。ですから組織化した場合でも、元請ではなく下請けとして仕事をいただく形になります。

菅工事業の一人親方のまとめ

管工事業の一人親方は、技術と経験が必要です。

その技術にお金が支払われるため、誰でもできる仕事ではなく、一人親方の中でも安定した収入を得られます。その分、仕事は神経質になる部分も多いでしょう。

資格によっては年収は低め。

資格によって年収をあげることはできます。しかし大規模の工事でないかぎり1級は必要ありませんので一人親方であれば2級で十分です。

その他にも一人前になり一人親方として独立ができれば、収入は増えます。さらに増やすのであれば職人を雇い組織化をしましょう。

もしくは資格をとって企業に就職するのもありです。

一人親方の労災の特別加入についてはこちら↓
一人親方労災 特別加入制度

一人親方の保険の考え方について↓
一人親方が加入すべき生命保険

 

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