造園工事業の一人親方労災保険 そして年収や仕事内容は!?

造園工事

造園工事業の一人親方労災保険は埼玉労災におまかせください。多数の造園工事の一人親方様に労災保険のご加入を戴いています。造園工事業の一人親方ってどんな仕事なのでしょうか?

年収は?

仕事内容は?

これからの展望は?

など、詳しく解説してみました。

造園工事業の一人親方ってどんな仕事?

造園工事業の仕事は多岐にわたりますが、主に室内ではなく屋外の庭園の仕事です。

  • 植栽業務
  • 剪定業務
  • 造園業務

業務は主に以上の3つです

植栽業務

植栽とは文字の通り、植木を植えていく作業です。

運ばれてきた植木を植えるという作業ですが、この他にも泥入れの作業もあります。

現場によりますが、大型な植木でもない限り手作業で行われます。

植木を運び入れるのも、さらに植えるための泥も一輪車によって運ぶことになります。

かなり大きな植栽であればショベルカーなどの重機をつかうこともありますが、現場によって異なります。

要するにかなりの体力仕事ですね。

剪定業務

剪定業務とは、植木のメンテナンスのこと。

植木は生きているのでどんどん成長していきます。

ですから大きくなりすぎないため、そして美しく見えるために刈込鋏という専門の鋏や、専用のチェーンソーのようなものを使って、街路樹や庭園の植木の形を整えていく作業です。

この場合、その前後の掃除も含めて仕事の一貫となります。

造園業務

造園業務は、庭を作る仕事のこと。

料亭やホテルなどが、大きな仕事先です。

設計士やデザイナーと話ながら庭園を作っていくのですが、石の置きや池を作るのも造園業の仕事のうちです。

現状では一人親方の場合はホテルなどの仕事は大手の仕事になるので、個人庭の造園業務が主になるでしょう。

造園工事業の年収は?

造園工事業の平均年収は400万円。

建設業全体の平均と同程度で、日本人の平均年収よりは少し低めです。

あくまでも平均年収です。見習いであっても造園業ではある程度の収入が期待できます。

剪定や造園業務では個人の能力による差が大きいため、一人親方になって技術を磨けば、年収は大いにあがります。

個人庭園の固定のお客さんをどれだけ持つかが鍵になっています。

しかし実際には、個人庭園の数は年々減ってきており、個人で年収を上げていくのは厳しい業界かもしれません。

年齢による、会社にお勤めの造園業の平均月収を見てみると

  • 20代 18.4万円/月
  • 30代 26.3万円/月
  • 40代 33.3万円/月

という具合で、20代でも他の建設業に比べると高く、年齢によって月収はあがっていく傾向です。

一人親方になった場合はもう少し高く、年収で700万円前後で、技術を磨いて、顧客が増えれば年収1000万円も可能です。

造園工事業の一人親方が取得すると有利な資格

まず造園業で必要な資格は機械運転資格です。

土を掘り起こしたり、場合によっては植木を運ぶために中型の自動車運転免許が必要になるときもあります。他にも

  • 小型移動式クレーン
  • 車両建設機械(特にパワーショベル)
  • 玉掛
  • 高所作業車

などの資格があると、重宝されます。

造園技能士

造園技能士という資格もあります。

都道府県が行っている、国家資格で、これを取得しておくと名刺やHPなどにに技能士であることを明記できるので、仕事の依頼をいただく上で有利な資格といえます。

1級から3級までありますが、資格によって認められいる仕事内容の差はありません。

あくまでも照合として使える資格です。

試験内容は、学科試験と実務試験があり、学科試験の内容は

  1. 庭園及び公園
  2. 施工法
  3. 材料
  4. 設計図書
  5. 測量(1・2級のみ)
  6. 関係法規
  7. 安全衛生

の項目の試験が用意されています。

そして実技試験は

・1級作業試験

指定された区画内で竹垣製作、つくばい敷設、飛び石・延段敷設及び景石配置と植栽を行う。試験時間=3時間30分
樹木の枝の部分を見て、その樹種名を判定する。試験時間=10分

・2級

指定された区画内で四ツ目垣製作、飛び石・敷石敷設、低木植栽及び支柱取付け作業を行う。試験時間=3時間30分

樹木の枝の部分を見て、その樹種名を判定する。試験時間=7分30秒

・3級

指定された区画内に竹垣製作、縁石敷設及び敷石敷設を行う。試験時間=2時間30分
樹木の枝の部分を見て、その樹種名の判定について行う。試験時間=5分

といった内容で行われます。

日本造園組合会からの引用

なお合格率は1級で25%程度、2級で40%程度と言われています。

登録造園基幹技能者

国家試験ではないのですが、造園技能士の上位資格として位置付けられているのが、民間資格の登録造園基幹技能者です。

技能士はもともと職長としての能力を証明する資格なのですが、登録造園基幹技能者は、上級職長としての能力を示すものです。

受験資格は厳しくなっており、

  • 1級造園技能士
  • 10年以上の実務経験
  • 3年以上の職長経験 (職長・安全衛生責任者講習受講後3年)

という条件を満たさなければ受験することすらできません。

造園施工管理技士

造園の施工管理技士も存在します。

1級と2級が存在し、1級は主任技術者と管理技能者になることができます。

工事業の許可のためには必須の項目で、どちらかというと一人親方ではなく、経営者や企業の管理職が必要とする資格ですが、持っておけば企業に就職も容易いので、資格としてもっておくといいでしょう。

そして企業として大きくしていくためには必須の資格と言えます。

特に工事費用が1000万円を超える造園業の仕事を受けるには必須の資格です。

1級に関しては2級の資格を取得してからの実務経験も必要とされるため計画的にとる必要があります

年収に大きく影響を与える資格であるため、一人親方としても取得しておきたい資格と言えるでしょう。

1級の合格率は20%程度だと言われています。

それぞれの受験資格は以下の通り

1級造園施工管理技士

  • 1年以上の指導的監督実務年数を有する者
  • 大学の指定学科を卒業後、3年以上の実務経験
  • 大学の指定学科以外を卒業後、4年6か月以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業後、5年以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、7年6か月以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科を卒業後、10年以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科以外を卒業後、11年6か月以上の実務経験
    上記以外の者は15年以上の実務経験
  • 2級造園施工管理技術検定合格者で5年以上の者は合格後、5年以上の実務経験
  • 2級造園施工管理技術検定合格者で5年未満の者は高等学校の指定学科を卒業後、9年以上の実務経験
  • 2級造園施工管理技術検定合格者で5年未満の者は高等学校の指定学科以外を卒業後、10年6か月以上の実務経験
  • 2級造園施工管理技術検定合格者で5年未満の者はその他で14年以上の実務経験
  • 職業能力開発促進法による1級造園技能士は10年以上の実務経験

専任の主任技術者の実務経験が1年以上ある者

  • 2級造園施工管理技術検定合格者で合格後3年以上の者は合格後、1年以上の専任の主任技術者経験を含む3年以上の実務経験
  • 2級造園施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者は短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、7年以上の実務経験
  • 2級造園施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者は高等学校の指定学科を卒業後、7年以上の実務経験
  • 2級造園施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者は高等学校の指定学科以外を卒業後、8年6か月以上の実務経験
  • 2級造園施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者はその他で12年以上の実務経験
  • 上記以外の者で高等学校の指定学科を卒業後、8年以上の実務経験
  • 上記以外の者で高等学校の指定学科以外を卒業後、11年以上の実務経験
  • 上記以外の者でその他の者は13年以上の実務経験

2級施工管理技士

  • 大学の指定学科を卒業後、1年以上の実務経験
  • 大学の指定学科以外を卒業後、1年6か月以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業後、2年以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、3年以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科を卒業後、3年以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科以外を卒業後、4年6か月以上の実務経験
  • その他の者は8年以上の実務経験
  • 職業能力開発促進法による1級又は2級造園技能士は4年以上の実務経験

造園工事

造園工事業で一人親方として働くメリット

造園工事業で働くメリットは、造園に携われるということではないでしょうか?

ランドスケープデザインなども流行ってはきていますが、基本的には造園業の売上高は年々落ちて一行っています。

オリンピックなども関係していないため業界的にも厳しい業界と言えるのではないでしょうか。

というのも個人邸の造園は減ってきており、残っているのはホテルや料亭などの造園業であり、なかなか一人親方では仕事が取りにくい状況なのかもしれません。

造園工事業のデメリット

デメリットは上記の通り、少しずつ仕事が少なくなってきている現状ではないでしょうか。

一人親方としては厳しく、そして生き残っていくためには公共事業をやっていく必要もあるでしょう。

そのためんは基本的には大手の造園会社に入るか、新規で開拓していかなければなりません。

造園工事業の労災事故例

最後に造園工事業の事故事例も書いておきます。

植木の枝切り作業中に脚立から転落し死亡

被災者が指示された作業内容は、2本の植木(高さ約6m)の枝切りで、作業方法は植木の高い部分は高所作業車を用い、それより低い部分は脚立を使用して枝を切ることであった。
作業を開始して1時間ほど経過した頃、被災者に最も近い位置で別の植木の枝切りを行っていた同僚は、被災者の悲鳴と転落音を聞き、急いでその場所に駆けつけてみると、被災者が作業を行っていた植木の下で高さ3.5mの脚立ごと倒れているのを発見した。被災者は、直ちに病院に搬送されたが、1週間後に死亡した。

被災者が直前に枝を切っていた個所は、植木の高さ5mのところであったが、現場に持ち込まれた高所作業車は他の作業者が使用していたため、被災者は脚立で約3mの高さまで登って作業していた。墜落防止のための安全帯を使用しておらず、脚立とともに転落した。

被災者が使用していた脚立は、はしごに1本の棒を取り付けたような形をしており、枝切り用三脚と呼ばれているものであった。この脚立は1本の棒で支えられており、不安定であったが、被災者は脚立を植木の幹に固縛する等の転倒防止措置をしないまま作業していた。

街路樹の枝切り中に、高圧配電線に触れ感電

災害発生当日被災者は、所属する造園会社から、既に枝切り作業を終了したが発注者から手直しを指示された国道の街路樹の枝切り作業を指示された。

木の根元から1.7m離れたところにある配電線(6,600V)の電柱に欅の枝葉が大きく被さっていて、高所作業車が近寄れなかった。そこで高所作業車のうえで枝切り作業を行っていた指揮者が、路上で落下した枝葉の清掃及び電柱周りの枝葉の枝切りを担当していた被災者に、高圧配電線にまとわり付いている枝葉を切り落とすよう指示した。

被災者は最初はしごを掛けて欅に登ろうとしたが、欅の幹が細く固定できなかったので、傍らにあった電柱に登り10m付近の柱上開閉器付近において電柱及び欅を足場(両足及び左手の3点支持)に枝落としを始めた。しばらくして、「ドン」という大きな音がしたので、同僚がその方向を確認したところ、被災者が欅の根元のところでうつ伏せに倒れていた。

直ちに、車で病院に移送したが、まもなく感電死と判定された。

造園工事業の一人親方のまとめ

造園工事業は技術がものをいう世界です。

もちろん新人でも仕事はたくさん用意されていますが、これから先は造園業の仕事は少なくなっていくのかもしれません。

しかし技術を持っていれば、仕事の単価はあがるため非常に実力主義の業界とも言えます。

生き残るためには資格ももちろん大事ですが、それ以上に顧客に信頼されて任される技能を持ち合わせている必要があります。

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