板金工事業の一人親方労災保険 そして年収や仕事内容は!?

板金工事業の一人親方労災保険 そして年収や仕事内容は!?

板金工事業の一人親方労災保険は埼玉労災におまかせください。多数の板金工事の一人親方様に労災保険のご加入を戴いています。

板金工事業は一人親方にとって、どんな仕事なのか、その年収と年収アップ方法は?そして鉄筋工事業の一人親方にとってのメリットやデメリットはどんなものがあるでしょうか?

板金工事業の一人親方ってどんな仕事?

板金工事とは金属の建材を使用する工事を行う業種のこと。

加工から溶接までさまざまな技術を必要とする業種です。

以前は板金屋といえば、雨どいの修理や取り付けが主な仕事内容でした。以前は雨どいの材料はブリキであり、その修理が必要であることがおおかったんですね。

しかし現代では耐久性の高い素材が使われるようになり、雨どい修理のし需要は減りました。

しかし板金工事の需要が無くなったのかというと、そうではありません。

板金工事業の仕事の種類

板金工事業のしごとは素材の拡充によってさらに広がりました。

1つずつ紹介していきましょう。

・雨樋の修理

実は新設の雨樋は板金業ではなくなりましたが、今でも修理の必要な雨どいは存在します。

現在でも多くの古い建物が残っていますし、お寺や神社などでは今でも金属製の雨どいが使用されているので、修理の依頼はまだまだ多いようです。

・金属屋根

昔は日本家屋の屋根といえば、瓦が主流でした。そして金属屋根といえばトタン屋根が主流でした。

しかし現在では成形ガルバリウム鋼板やガルバリウム瓦棒などが 普及したので、それらの素材で屋根を葺く工事が存在しています。

そして以前には瓦で作った屋根を、昨今の台風などの影響を鑑みて、金属屋根に改修リフォームする工事なども増えてきています。

・金属サイディング

金属サイディングとは金属製の外壁のこと。現在では 新築でもリフォームでも金属の外壁が多く使われています。

・水切り板金

水切り板金とは屋根で補助的に使われて、水をきれいに流して雨漏れなどを無くすために、施工されている工事です。

具体的には棟板金や天窓の水漏れを防ぐ天窓板金、外壁や土台に使われる土台水切り板金などがあります。

板金工事業の年収は?

板金工事業の平均年収は422万円。

建設業全体の平均と高めで、日本人の平均年収と同程度です。

あくまでも平均年収です。どんな工事を行えるかや地域によっても年収は変わるでしょう。

年齢による、会社にお勤めの平均月収を見てみると

  • 20代 22.6万円/月
  • 30代 33.6万円/月
  • 40代 43.5万円/月

という具合で、20代でも他の建設業に比べると高く、年齢によって月収はあがっていく傾向です。

板金工事業はできる技術によって大きく年収は変わるようです。

一人親方になった場合はもう少し高く、年収で800万円前後で、一人親方を卒業して職人を数人雇うようになれば年収1000万円も可能です。

板金工事業の一人親方が取得すると有利な資格

板金工事業における一人親方が取得するのは

  • 建築板金技能士
  • 施工管理技士の資格

の大きく分けて2種類があります。

ガラス施工技能士

ガラス施工技能士は国家資格である技能検定の一種。

全国の都道府県が実施しておりガラス施工に関する学科と実技試験で合否を行います。

ちなみにですが、ガラス施工技能士は職業訓練指導員(サッシ・ガラス施行科)の実技試験免除資格になっています。

1級と2級資格があり、それぞれ定められた内容の実技試験が行われます。

制限時間は作業試験が3時間10分、1級の学科試験はが1時間45分

・1級の試験内容

作業試験:与えられた試験台、図面等に基づいて、アルミサッシの組立て・取付け作業、板ガラスの切断・加工作業、板ガラスの方立工法・弾性シーリング工法・グレイジングガスケット工法による板ガラスの取付け作業、建築窓ガラス用フィルムの貼付け作業を行う。

学科試験:立面図、建具詳細図等に基づき、適正なガラスの寸法、ガラス工事に必要な工事費の算出及び住宅用アルミニウムサッシの取付けに必要な寸法の算定について行う。

・2級の試験内容

与えられた試験台、図面等に基づいて、アルミサッシの組立て・取付け作業、板ガラスの切断・加工作業、板ガラスの方立工法・弾性シーリング工法・グレイジングガスケット工法による板ガラスの取付け作業、建築窓ガラス用フィルムの貼付け作業を行う。

という内容になっています。

この資格がなくてもガラス工事業の仕事を行うことは可能です。あくまでも技能を証明するための資格。

ただこの資格がなければ一人親方としてやっては行けないでしょう。

キャリアアップシステムによって、資格や経験が見られるようになりますので、仕事がもらえなくなる未来がくると予想されます。

一人親方にとって建設業キャリアアップシステム登録が必要な理由とは

施工管理技士

施工管理技士の資格は建設業の許可をとったり、大きい仕事(工事費用が1000万円以上)を請けるためには必要な資格です。

一人親方としては必ず必要なものではありませんが、独占資格ですので潰しが効きますし、会社に所属するにも有利。

さらに会社を大きくして企業として運営していくにも必要な資格。

年収にも大きく関わってくる資格と言えるでしょう。

ガラス工事業の場合は建築工事施工管理技士を取得することになります。

1級と2級があり、試験内容も違いますが注意すべきは受験資格で、特に1級はかなりの実務経験が必要になります。

http://www.fcip-shiken.jp/den1/

にも書いているのですが、非常にわかりにくいため、わかりやすくまとめました。

  • 指導監督的実務経験を1年以上含んでいる場合
    • 大学の指定学科を卒業して3年以上の実務経験、
    • 大学の指定学科以外を卒業して4年6か月以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業して5年以上の実務経験、
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業して7年6か月以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業して10年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業して11年6か月以上の実務経験
    • 上記学歴によらない場合は15年以上の実務経験
    • 二級建築士試験合格者で合格後、5年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格者で合格後、5年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業して9年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科を卒業して9年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科以外を卒業して10年6か月以上の実務経験
    • その他の者は14年以上の実務経験
  • 専任の主任技術者を1年以上含んでいる場合
    • 高等学校の指定学科を卒業し、8年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業し、9年6か月以上の実務経験
    • その他の者は13年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定の合格者で合格後、3年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業して、7年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科を卒業して、7年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科以外を卒業して、8年6か月以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者でその他の者は12年以上の実務経験

・2級建築施工管理技士の受験資格

    • 大学の指定学科を卒業し、1年以上の実務経験
    • 大学の指定学科以外を卒業し、1年6か月以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業し、2年以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業し、3年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業し、3年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業し、4年6か月以上の実務経験
    • その他の者は8年以上の実務経験
    • 職業能力開発促進法による技能検定に合格した者

1級と2級ともに学歴によって必要な実務経験が異なります。しかし学歴がなくとも、実務経験さえあれば取得できる資格です。

2級をとったあと、実務経験も積んでやっと1級を受験できますが、合格率は20%を切る難関資格であり、新しい資格ですので資格保有者も少ない。そして取得には条件も難しい。

ですから取得すれば、かなり有利になる資格と言えます。

板金工事 一人親方

板金工事業で一人親方として働くメリット

板金工事業のメリットは独立しやすいことと、、仕事が安定していることです。

まず板金工事業は独立しやすいという点があります。

一般住宅の建築に携わる工事の場合は、基本的に独立しやすいですし、工事の規模も大きいので元請けになりやすいという特徴があります。

元請けになれれば年収も上げやすく、従業員を雇えばさらに年収アップも可能です。

さらに安定して仕事があるのもメリットの1つでしょう。住宅の建設や工場の建設。さらにリフォームなどでも板金工事業は必要です。

新築の住宅が減ったとしても、リフォームなども増えているし、工場などの外壁も板金が必要。

これからも仕事がへることはありません。

板金工事業のデメリット

板金工事業のデメリットは体力的にきついところです。

いつも金属を扱うので、かなりの重量物ですし、基本的に屋外での作業なので、寒くても炎天下でも仕事です。

体力仕事であることは避けられません。

歳を取る前に組織化をして若い子に仕事を任せるようになっておきたい業種です。

板金工事

板金工事業の労災事故事例

最後に板金工事業の事故事例を共有させていただきます。

工場屋根の葺替え中、下地材を踏み抜き墜落防止用ネットの隙間から墜落

本災害は鉄骨平屋造の工場建屋屋根の葺替え工事において発生した。工事は断熱材・下地材である硬質木片セメント板の鉄骨への敷設、金属製屋根材用取付け金具の溶接による設置および屋根材のボルト・ナットによる取付けであった。

被災者の属する事業場は、折板と呼ばれる屋根材の施工を3次下請の業者であった。

災害発生当日、朝礼後のミーティングでは、1次下請の作業者から、硬質木片セメント板の上を歩く際は梁の上(硬質木片セメント板が釘打ちされている箇所)を歩くよう指示がなされた。特に、屋根の端から2mほどの位置には幅5cmの梁が2本並んでいるのでその上を歩くよう指示がなされていた。

被災者は、朝から同僚とともに前日までにクレーンで屋根上に重ね置きされた折板の運搬および仮締めの作業に従事していた。4時30分ごろ、当日最後の折板(幅60cm、長さ11.5m、重量50kg)を頭の上に載せ、同僚と共同して所定の位置に運搬していたところ、折板を緊結するために使用していた金属チェーンに足をとられ、硬質木片セメント板に強く足を踏み込んだため、硬質木片セメント板が割れ、その開口部から15m下のコンクリート面に墜落した。墜落防止用の合成繊維製ネットがセメント板の下部に張られていたが、被災者が墜落した梁付近には、ネットのたるみによる50cm程度の開口部が生じていた。

鋼板置場に立てかけて置かれた鋼板が倒れ、作業者がはさまれ死亡

被災者は、単独で配電盤の箱形ボックス(1.6m×1.8m×0.49m)を鋼板を用いて板金及び溶接加工により製作していた。

災害発生時には、出来上がった箱形ボックスの鋼板の溶接個所の歪みをとるため、補強部材として鋼板を取り付ける作業をしていた。補強部材は、鋼板を工場内のシャー横の鋼材置場から作業者が適宜取り出して作成して使用していた。

この鋼材置場には鋼板(長さ0.5~1.0m幅40~80cm程度)70~80枚、重量350~400kgが工場の壁に立てかけてあった。

被災者は、必要な2枚の補強部材を作成した後、次の仕事で使用する部材を作成しておこうとして、鋼材置場に行き、鋼板の倒れ止めのチェーンを外して使用する鋼板を選別していたとき、被災者に鋼板が倒れかかり、被災者はシャーの側面との間に胸部をはさまれた。

工場内を巡回中の事業者がこれを見つけて、直ちに救出したが胸部圧迫による損傷により被災者は死亡したものである。

板金工事業の一人親方のまとめ

板金工事業は他の業種と比べて年収が高い業種です。

一人親方として独立もしやすく、元請けにもなりやすいため年収を上げやすい職種です。

ただ体力的には大変な仕事でしょう。

ただでさえ鋼板を持ちますし、さらに炎天下でも寒い日でも外で作業をします。かなり大変な仕事である認識は必要です。

埼玉労災一人親方部会

 

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