FAQ
現場監督ですが一人親方労災保険に加入できますか?

よくある質問に「現場監督は一人親方労災保険に加入できますか?」というものがあります。
現場監督とは施工管理の仕事で、工事の進行や品質、予算や安全を担当する仕事です。通常、元請けの社員が行っていると思われますが、個人請負で発注会社から業務委託契約で現場監督をしている方も実際にはかなりいるようです。
現場監督の仕事とは
現場監督の仕事としては、だいたいはこんな感じです。
〈1〉現地を確認し、設計図面を精査し内容を把握
〈2〉設計・営業担当者と図面や予算について打ち合わせ、プランニング
〈3〉工事工程表の作成
〈4〉工程表に基づき職人・業者の手配と発注
〈5〉着工から完成まで施工管理
〈6〉中間検査・完了検査の立ち会い
〈7〉業者・職人への支払いチェック
普通、工事現場で直接な工事作業をしていないことから労災保険は必要ないと考えられますが、なぜか一人親方労災保険に加入することを希望する方がいます。
現場に入るのに必要
話を伺うと、個人請負の現場監督が、自分自身の工事現場での危険性を感じて、一人親方労災保険に加入したいわけではなく、その工事の元請けに「一人親方労災保険」に加入するように求められるからという理由のようです。
現場監督は、建設作業をしないことから、建設業の一人親方に該当しません。それにも係わらず、元請けは労災保険に加入することを求めているわけです。
建築士や土地家屋調査士も
同様の理由で、建築士や土地家屋調査士、測量士の人たちも労災保険に入りたいと連絡をもらうことがあります。皆さん、一様に「現場には入るけど工事はしないし、危険な作業もない」と言います。
元請けが要求するから
結局、元請けが現場入場に際して、出入りする者すべてに労災保険を要求しているため、このようなことが起こります。事実として、建設作業をほんのちょっとは手伝う場面があったりもしますから、現場に入る以上は労災保険は絶対に必要という方針なのでしょう。
以上の事情から、仕方なく一人親方労災保険に加入したいという事になるようです。
元請け会社にも事情がある
法律上、一人親方労災保険の加入が必要ではないと知っている元請けもあると思います。また、労災保険のことをよく理解せずに一人親方労災保険に加入するように言う元請けもあります。しかし、もし、現場でなにかあれば、真っ先に責任を負うのが元請けです。
現場に来るすべての人が労災保険に加入していれば、とりあえず安心と考えるのも無理はありません。
基本、労災保険は誰でも、いつでも加入できる
「明日から、建設の仕事をやります」と言えば、事実はどうであれ、労災保険特別加入団体としては加入をお断りする理由はありません。
労災保険特別加入団体によっては、現場監督と聞いただけで門前払いする団体もあるようですが、埼玉労災一人親方部会では、労災保険の加入を希望される方の事情をよくお聞きして、現場で建設作業をちょっとでも手伝う可能性があれば加入をお引き受けしています。
また、その際に実際にご加入時に届け出た業種の建設業の作業をした時に被災した場合にしか、労災保険が使えないことも説明しています。
実際に労災保険は使用できるか?
上に書いたとおり、現場で怪我をしたときに実際に労災保険が使えるかという問題があります。基本、加入時に指定した建設業の指定した作業をしたときでないと理論的には労災保険は適用されないと考えてもらって大丈夫です。
通勤災害も使えないと考えた方がいい
現場へ行く途中、返る途中の通勤災害はどうなるのでしょうか。これはケースバイケースになると思います。実際に工事作業をやる予定だったり、工事作業をやった帰りなら通勤災害が適用されますが、そうでない場合は使えないとお考え戴いた方がいいと思います。
現場監督 一人親方労災保険のまとめ
現場監督という職種であっても、多少でも実際に建設作業をやる方は一人親方労災保険に加入できます。現場監督というだけで埼玉労災一人親方部会では門前ばらいにしたりは致しません。
加入希望者の個別の事情をよくお聞きして加入可能と判断できましたら加入して戴きます。また事故時は実態に則して労災保険が適用可能かどうか判断させて戴いております。

一人親方労災保険のご加入は→埼玉労災一人親方部会へ

著者紹介 社会保険労務士 一人親方労災保険コンサルタント 埼玉労災一人親方部会 理事長 一般社団法人埼玉労災事業主協会 代表理事 1962年生まれ。立命館大学産業社会学部卒。一部上場メーカー勤務を経て20代で独立。以来社労士歴30年、労災保険特別加入団体運用歴10年。マスメディアのコメント、インタビュー掲載歴多数。本人はいたって控えめで目立つことは嫌い。妻、ネコ3匹と暮らす。
【団体概要と運営方針】埼玉労災一人親方部会(一人親方部会グループ)は、厚生労働大臣・埼玉労働局から特別加入団体として承認されております。建設業一人親方の労災保険の加入手続きや労災事故対応を主な業務として運営され、建設業に従事する一人親方様向けに有益な情報配信を随時行っております。
【埼玉労災の特徴】一人親方様が当団体で労災保険にご加入いただくことで、会員専用建設国保、会員優待サービス(一人親方部会クラブオフ)のご利用をはじめ、万が一の事故対応やきめ細やかなアフターフォローができるよう専用アプリを提供しております。
【団体メッセージ】手に職を武器に働く一人親方様のために、埼玉労災一人親方部会は少しでもお役にたてるよう日々変化し精進してまいります。建設業界の益々のご発展をお祈り申し上げます。
★一人親方部会グループ公式アプリ→一人親方労災保険PRO
★一人親方部会クラブオフ→詳細ページ
■YouTube『一人親方部会ちゃんねる』詳細ページ
Features
特長
-
労災番号を最短当日発行加入証明書発PDFで通知。
夜間も極力、当日対応!
※申込と決済完了の場合・・・ -
月々4,980円
(初回2ヶ月分9,960円)のみ初期費用が安く加入しやすい!
※年会費・手数料込み料金・・・ -
代理手続きOK!本人でなくても大丈夫!
下請一人親方様の分をお申し込み可能。
※クレカ決済も可能

埼玉労災が選ばれる理由
-
全国で使える
割引優待サービスあり!・・・大企業にしかない福利厚生を会員様にプレゼント!
全国の飲食店、レジャー施設、カラオケ、映画
ガソリンなどの割引が使い放題。
※一人親方部会クラブオフ(毎月払い会員のみ)
Information
おすすめ情報
YouTube
YouTubeチャンネルのご紹介

【公式】一人親方部会ちゃんねる
このチャンネルでは、一人親方労災保険(特別加入労災)の加入団体を全国で展開する一人親方部会グループが、建設業に従事する親方様向けに「仕事」と「お金」にまつわる旬なお役立ち情報を中心に発信していきます。
また、「現場リポート」や「親方あるある」など面白いコンテンツもお届けしますので、チャンネル登録をお願いします!
また、「現場リポート」や「親方あるある」など面白いコンテンツもお届けしますので、チャンネル登録をお願いします!
外国人技能者の受入れを希望する場合、必ず「一般社団法人建設技能人材機構」(以下、JAC) に加盟する必要があります。
年会費36万円、受け入れ負担金年間24万円/人 →人手が足りなくてもそれなりのランニングコストが発生します。
当団体の労災にご加入されている企業様はこの年会費36万円が無料で申請することが可能です。
お申込み・ご相談はコチラ。/もちろん無料です。
元請け様/一人親方様のマッチングサービスを始めました。お申し込みはコチラ
ご希望のエリア、金額等をフォームから入力して申し込みしてください。当団体と契約のある全国の企業様からご連絡がいきます。
もちろん無料です。

Flow
お申し込みの流れ

Web
-
1お申し込み
フォームから
情報を入力 -
2決済用のカードを
フォームから登録 -
3加入証の発行