鉄筋工事業の一人親方労災保険 そして年収や仕事内容は!?

鉄筋工事業の一人親方労災保険 そして年収や仕事内容は!?

鉄筋工事業の一人親方労災保険は埼玉労災におまかせください。多数の鋼構造物工事の一人親方様に労災保険のご加入を戴いています。

鉄筋工事業と言って思い浮かべるのは鉄筋コンクリートを作りための基礎となる鉄筋ですよね。

鉄筋工事業は一人親方にとって、どんな仕事なのか、その年収と年収アップ方法は?そして鉄筋工事業の一人親方にとってのメリットやデメリットはどんなものがあるでしょうか?

鉄筋工事業の一人親方ってどんな仕事?

鉄筋工事業とは、その名の通り、鉄筋コンクリートの鉄筋を組み立てる工事のことです。

鉄筋コンクリートとは、コンクリート剥き出しの建物やマンション、そして橋やトンネル、高速道路などにも使われている、構造のこと。

工事現場で、鉄の太いはりがねが何本も網目状に結束されているのを見たことがるという人もいるでしょう。あの鉄筋を組んでいるのが鉄筋工事業です。

具体的には

  • 鉄筋加工組立て工事
  • 鉄筋継手工事

と呼ばれる工事になります。

専用のカプラーと呼ばれる接合装置を使ったり、そのつなぎ目にはエポキシやグラウトと呼ばれる接着剤を流し込み固定します。

もしくは場合によっては溶接などを使うこともあります。ガス圧接継手、溶接継手、機械式継手などの方法ですね。

そして現場だけの仕事ではなく、作業場での加工の仕事もあります。

現場でとりつける鉄筋は全てが直線ではなく、曲げが必要だったり、もちろん長さの調整も必要です。

それを現場で全部行うのは効率が悪いため、先に図面などを見ながら、加工します。加工したものを現場にもっていけば、あとは加工するだけという状態にまで持っていきます。

そして現場で組み立てたあとも仕事は終わりません。

組まれた鉄筋にはコンクリートが流し入れられ、見えなくなりますが、見えなくなっても検査を行います。

しっかりと組まれたかどうかを、検査してから引き渡されることになります。

鉄筋工事業の年収は?

鉄筋工事業の平均年収は447万円。

建設業全体の平均と高めで、日本人の平均年収と同程度です。

あくまでも平均年収です。加工の人かもしくは現場での鉄筋工かによっても年収は違いますし、両方できる人はさらに年収が上がるでしょう。

年齢による、会社にお勤めの平均月収を見てみると

  • 20代 19.6万円/月
  • 30代 31.9万円/月
  • 40代 42.7万円/月

という具合で、20代でも他の建設業に比べると高く、年齢によって月収はあがっていく傾向です。

資格を取得しているかどうかも、年収を分ける大きな差になっています。

一人親方になった場合はもう少し高く、年収で800万円前後で、一人親方を卒業して職人を数人雇うようになれば年収1000万円も可能です。

鉄筋工事業の一人親方が取得すると有利な資格

鉄筋工事業における一人親方が取得するのは

  • 鉄筋施工技能士
  • 施工管理技士の資格

の大きく分けて2種類があります。

鉄筋施工技能士

鉄筋施工技能士は全国の都道府県が実施する国家資格で、鉄筋施工に関する学科と実技試験で合否を行います。

技能検定では

  • 鉄筋施工図作成作業
  • 鉄筋組立て作業

の2つが行われております。1級と2級が存在し、それぞれが上級、中級に分かれて判断されます。

この資格がなくても鉄筋工事業の仕事を行うことは可能です。あくまでも技能を証明するための資格。

ただこの資格がなければ一人親方としてやっては行けないでしょう。

キャリアアップシステムによって、資格や経験が見られるようになりますので、仕事がもらえなくなる未来がくると予想されます。

一人親方にとって建設業キャリアアップシステム登録が必要な理由とは

施工管理技士

施工管理技士の資格は建設業の許可をとったり、大きい仕事(工事費用が1000万円以上)を請けるためには必要な資格です。

一人親方としては必ず必要なものではありませんが、独占資格ですので潰しが効きますし、会社に所属するにも有利。

さらに会社を大きくして企業として運営していくにも必要な資格。

年収にも大きく関わってくる資格と言えるでしょう。

鉄筋工事業の場合は建築工事施工管理技士を取得することになります。

1級と2級があり、試験内容も違いますが注意すべきは受験資格で、特に1級はかなりの実務経験が必要になります。

http://www.fcip-shiken.jp/den1/

にも書いているのですが、非常にわかりにくいため、わかりやすくまとめました。

  • 指導監督的実務経験を1年以上含んでいる場合
    • 大学の指定学科を卒業して3年以上の実務経験、
    • 大学の指定学科以外を卒業して4年6か月以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業して5年以上の実務経験、
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業して7年6か月以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業して10年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業して11年6か月以上の実務経験
    • 上記学歴によらない場合は15年以上の実務経験
    • 二級建築士試験合格者で合格後、5年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格者で合格後、5年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業して9年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科を卒業して9年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科以外を卒業して10年6か月以上の実務経験
    • その他の者は14年以上の実務経験
  • 専任の主任技術者を1年以上含んでいる場合
    • 高等学校の指定学科を卒業し、8年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業し、9年6か月以上の実務経験
    • その他の者は13年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定の合格者で合格後、3年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業して、7年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科を卒業して、7年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科以外を卒業して、8年6か月以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者でその他の者は12年以上の実務経験

・2級建築施工管理技士の受験資格

    • 大学の指定学科を卒業し、1年以上の実務経験
    • 大学の指定学科以外を卒業し、1年6か月以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業し、2年以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業し、3年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業し、3年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業し、4年6か月以上の実務経験
    • その他の者は8年以上の実務経験
    • 職業能力開発促進法による技能検定に合格した者

1級と2級ともに学歴によって必要な実務経験が異なります。しかし学歴がなくとも、実務経験さえあれば取得できる資格です。

2級をとったあと、実務経験も積んでやっと1級を受験できますが、合格率は20%を切る難関資格であり、新しい資格ですので資格保有者も少ない。そして取得には条件も難しい。

ですから取得すれば、かなり有利になる資格と言えます。

鉄筋工事業の一人親方労災保険 そして年収や仕事内容は!?

鉄筋工事業で一人親方として働くメリット

鉄筋工事業は住宅では少ないですが、ビルなどはもちろん、橋やトンネル、高速道路を建設する際に必須の工事種目です。

ですから仕事がなくなることはなく、国からの公共事業も多いため、仕事がなくなることはありません。

実は張り巡らされてきたとしても、老朽化もありますので、点検保守の仕事もありますし、トンネルの作り直しや橋の架け替えなどの需要もあります。

ですからかならずこれからも仕事はあるのがメリットです。

鉄筋工事業のデメリット

鉄筋工事業のデメリットは、元請になりにくいという点です。

ほぼインフラ関係の仕事なので、自動車業界に新規参入はほぼ難しいとの同じように。鉄筋工事業でも同じような現象が起きています。

そしてかなりの体力仕事であることも忘れてはいけません。

鉄筋は重いです。もちろん重機を使いますが最後は人の手で動かします。その際に1本でも重い鉄筋を動かすにはかなりの体力を必要とします

そして出張が多い業種でもあります。

鉄筋コンクリートの建物は、公共事業も多いため自宅近くの工事ばかりではありません。泊まりでの出張も多くなるでしょう。

鉄筋工事業の労災事故事例

最後に鉄筋工事業の事故事例を共有させていただきます。

集積してあった鉄筋に足を乗せたところ、足をすくわれ、バランスを崩し転倒した

被災者は、金属製品の加工場で鉄筋を担いで移動中、集積してあった鉄筋に足を乗せたところ、足元の鉄筋が回転し、足をすくわれバランスを崩し、鉄筋加工台に背中を強打した。

型枠上に鉄筋を仮置き作業中、型枠が倒壊

この工事現場では2階床の型枠建て込み作業、1階の型枠解体作業、2階への鉄筋荷上げ作業、2 階の配筋作業等が行われており現場には元請の職員6名と、一次下請および二次下請から鉄筋工等23名の作業員が入場していた。
被災者達はまず2階の床に配筋するための鉄筋約20トンを、現場に設置されたタワ-クレ-ンを用いて、トラックから2階床に上げる作業にとりかかった。
トラックで搬入された鉄筋のうち約4トン分を2階床の型枠上の何か所かに分けて荷上げし、次いで約4トンの鉄筋を2階中央部分の何か所かに分けて荷降ろしを行った。

続いてトラックに残っていた約2 トンの鉄筋を型枠の中央部分に降ろそうとしたところ、突然中央部分の2階床の型枠が倒壊した。

このため荷外しをしていた3名のうち2名が鉄筋および型枠材とともに1階スラブ上に落ち、また1階で型枠の解体作業の打ち合わせをしていたとび工の2名のうち1名が落ちてきた鉄筋、型枠材などに当たり負傷した。

鉄筋工事業の一人親方のまとめ

鉄筋工事業は他の業種と比べて年収が高い業種です。

年収が高い仕事をしたい場合はおすすめしたい業種。ただしかなりの重労働。体が強くないとやっていけない可能性は十分にあります。

ただでさえ重い鉄筋を持ちますし、さらに炎天下でも寒い日でも外で作業をします。

かなり大変な仕事である認識は必要です。

埼玉労災一人親方部会

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