河川工事業の一人親方労災保険 そして年収や仕事内容は!?

河川工事

河川工事業の一人親方労災保険は埼玉労災におまかせください。多数の河川工事業の一人親方様に労災保険のご加入を戴いています。

河川工事業とは河川の堤防などを作る仕事です。

河川工事業は一人親方にとって、どんな仕事なのか、その年収と年収アップ方法は?そして下水道設備工事業の一人親方にとってのメリットやデメリットはどんなものがあるでしょうか?

河川工事業の一人親方ってどんな仕事?

河川工事業は、河川の堤防を作るか水門を作るか、もしくは河底を補強するなどの仕事です。

土木工事のうちの一つに分類されますが、河川に特化した業種。

大きく分けて4つの工事に分類されます。

  • 護岸工事
  • 築堤工事
  • 被門工事
  • 河道掘削工事

護岸工事は、河川の水流で護岸が流れないように、コンクリートなどで補強する工事のこと。堤防とは違い普段の流量での岸の補強です。

築堤工事は、河川の氾濫を防ぐための堤防を築く工事のこと。河川の近くなので地盤が弱いことも多いため、地盤沈下対策で堤防を大型化することもありますし、昨今の津波の対策で大型化してきています。

被門工事とは河川の逆流を防ぐための水門をつくる工事のことです。

河道掘削工事は河川の水流を妨げる、そこに堆積した土砂を掘削すること。定期メンテナンスのうちの一つです。

河川工事業の年収は?

河川工事業の年収の平均は409万円(2018年度)です。

建設業の平均と比べると少し高く、日本人の平均年収と同じ程度。

あくまでも平均ですが、年齢別の平均月収を比べてみると、幅が広く技術や経験によって年収は大きく変わってくるようです。

年齢による、会社にお勤めの水道設備工事業の平均月収を見てみると

20代 21.3万円/月
30代 27.8万円/月
40代 36.2万円/月

という具合で、年齢によって上がっていくようです。

そして一人親方の平均年収は680万円程度。河川工事といっても、幅がとても広いので、技術を持っているかどうかで、年収は大きく変わりそうです。

会社員であれば資格を持っているかどうかで、収入が大きく変わるでしょう。

河川工事業の一人親方が取得すると有利な資格

河川工事業の一人親方が取得すると有利な資格は4つ。

  • コンクリート関係資格
  • 車両関係資格
  • 土木工事施工管理技士

などがありますが、施工管理技士は一定以上の請負金額において必要な資格ですので、まずはコンクリート関係の資格や車両や玉掛けなどの資格から取得して、その後に比較的大きな工事を担当するのであれば、他の資格もとるようにしましょう。

コンクリート関係資格

コンクリート関係資格とは、コンクリートを打つ際に重宝される資格のことで、

  • コンクリート技士
  • プレストコンクリート技士

などの資格が存在します。

コンクリート技士とは、コンクリートの製造や施工に関する技術者の資格です。コンクリートの製造・施工・配合設計や試験・検査・管理などができます。

河川工事ではコンクリートの使用する機会が多いので、この資格を所有していると重宝されます。

さらにコンクリート主任技士という資格もあって、コンクリート技士の技術に加えて、研究や指導なども行える資格です。

プレストコンクリート技士とは、プレストコンクリートの計画,設計,施工および管理に十分な専門的知識と経験を証明する資格で、プレストコンクリートの実務経験が5年以上ないと受験資格がありません。

車両関係資格

次に車両関係資格を紹介します。

河川工事は土木工事の一貫です。といっても、人力で行うような工事は少なく、ほとんどがブルドーザーやパワーショベルなどの車両を使って、工事を行います。

資格名は「小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転特別教育」といい、約13時間の講習だけで資格が与えられるので、河川工事で生きていくには取得しておいて損はない資格です。

土木工事施工管理技士

土木施工管理技士は、一定の規模以上の工事を受けるための、建設業許可を取るために必要な資格です。

工事を行うには専任技術者も必要ですので、元請などで大きくしていくには必ず必要な資格です。

国家資格でかつ、1級については長い実務経験が必要で、さらに合格率は20%。とても難関の資格であり建設業界で重宝されます。

年収への影響も大きく、キャリアを形成する上で重要な資格と言えます。

1級土木工事施工管理技士の受験資格

  • 1年以上の指導監督的実務経験年数
    • 大学の指定学科を卒業後、3年以上の実務経験
    • 大学の指定学科以外を卒業後、4年6か月以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業後、5年以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、7年6か月以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業後、10年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業後、11年6か月以上の実務経験
    • 上記以外の者は15年以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で5年以上の者は合格後、5年以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で5年未満の者は高等学校の指定学科を卒業後、9年以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で5年未満の者は高等学校の指定学科以外を卒業後、10年6か月以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で5年未満の者はその他で14年以上の実務経験
  • 専任の主任技術者の実務経験が1年以上ある者
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で合格後3年以上の者は合格後、1年以上の専任の主任技術者経験を含む3年以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者は短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、7年以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者は高等学校の指定学科を卒業後、7年以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者は高等学校の指定学科以外を卒業後、8年6か月以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者はその他で12年以上の実務経験
    • 上記以外の者は高等学校の指定学科を卒業後、8年以上の実務経験
    • 上記以外の者は高等学校の指定学科以外を卒業後、11年以上の実務経験
    • 上記以外の者はその他で13年以上の実務経験
2級土木工事施工管理技士の受験資格
  • 大学の指定学科を卒業後、1年以上の実務経験
  • 大学の指定学科以外を卒業後、1年6か月以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業後、2年以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、3年以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科を卒業後、3年以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科以外を卒業後、4年6か月以上の実務経験
  • その他の者は8年以上の実務経験
  • 技術検定合格者は4年以上の実務経験

http://www.jctc.jp/より引用し抜粋

河川工事業で一人親方として働くメリット

河川工事業のメリットは、公共事業であることと、仕事がなくならないことです。

河川工事は国民の生活を守るために必要な工事ですので、公共事業として行われています。ですから顧客がなくなることはなく、景気に左右されない業界です。

さらに昨今は、記録的大雨などの影響で河川の氾濫が頻発していて、この対策が必要となるとみられています。

ですから国の方針によっては、護岸対策を強化する可能性もあり、そうなれば予算が増えるので、仕事量も増えていくでしょう。

私たちが生きている間の仕事には困らなさそうです。

河川工事業のデメリット

河川工事のデメリットは、過酷な仕事であることです。

屋外での作業は寒い日も炎天下でも、雨の日も行われます。ですから体力仕事であることに間違いはありません。

そして公共事業なので、国の管理が厳しいといったデメリットもあります。

そして小規模の会社が元請けとして仕事をすることはありませんで、元請けになるには相当な会社規模まで成長させる必要があります。

河川工事業の労災事故例

河川工事業の労災事故事例についても紹介させていただきます。

屋外でのコンクリートブロック製作中に一酸化炭素中毒となった

本災害は河川の水害防止のための、コンクリートブロック製作作業中に発生した。

屋外にて地面に穴を掘り、組み立てた型枠にコンクリートを打設してブロックを作るという手順である。災害発生当時は気温が氷点下であったため、コンクリートの養生(適切に固まること)のために、穴の上部をビニール製のシートで密閉してその中で練炭を燃やして気温を上げ作業を行った。

被災者らは養生を終えた後の当該穴の中で、上部を覆ったシートを一部開けただけで型枠組立て作業を行っていたところ、体調の不良を訴え1名が倒れた。その後到着した救急隊員により治療の必要性が確認され、医療機関にて一酸化炭素中毒と診断された。。

ドラグショベルを用いて鋼製バッカンを移動させていたところ、ドラグショベルもろとも河川に転落した

被災者は、河川の災害復旧工事現場にて、擁壁基礎コンクリート打設のための型わく工事に従事していた。

被災者は、河川にかかる橋の東詰めから南側に向かって河床に下るスロープ上に置かれていたバッカン(鉄製の容器)を「道に上げておくように」との指示を受け、橋上からドラグショベルのアームを伸ばし、バケットをバッカン上部に引っ掛け、ドラグシャベルを旋回させることでバッカンを「ずり上げ」ようとした。

しかしバッカンが自重で下方へずり落ち、バケットが引っ張られる形でドラグショベルに斜め下向きの力がかかり、ドラグショベルが横転した。被災者はドラグショベルの運転席から投げ出され、ずり落ちたバッカンの縁上に墜落し、バッカンの縁と落ちてきたドラグショベルのバケットとの間に腰部を挟まれ受傷した。

河川工事業の一人親方のまとめ

河川工事業の年収は建設業の中では少し高め、しかも仕事量は安定していて不況に強い業種と言えます。

しかし河川工事は一人親方が元請になることはなく、資格なども必要とされています。

ですから元請けになれないので一人親方として年収はあげにくい業種と言えるでしょう。

さらに仕事はきついので、できれば組織化して歳を取った時に現場に出なくていいように工夫する必要もあります。

埼玉労災一人親方部会

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