さく井工事業の一人親方労災保険 そして年収や仕事内容は!?

さく井工事業の一人親方労災保険 そして年収や仕事内容は!?

さく井工事業の一人親方労災保険は埼玉労災におまかせください。多数のさく井工事の一人親方様に労災保険のご加入を戴いています。

さく井工事業は一人親方にとって、どんな仕事なのか、その年収と年収アップ方法は?そして鉄筋工事業の一人親方にとってのメリットやデメリットはどんなものがあるでしょうか?

さく井工事業の一人親方ってどんな仕事?

さく井工事業の仕事内容についてご説明していきたいのですが、まずさく井とはなにかご存知でしょうか?

さく井とは、さく孔、さく井を行う工事にともなう水設備設置等を行う工事のことをさします。

要するに井戸を作る工事のことですね。

ただし井戸と言っても現在では、昔あったような井戸はなくなっていて地下配管からの吸い上げなどで井戸を作り出しているので、過去のような形の井戸ではありません。

ただし井戸といってもみずがでてこればいいのではありません。

  • 水道法における水質検査項目50をすべてクリアすること
  • 現在の水道水利用よりコストが低いこと

を満たされなければ井戸とは呼ばれません。

このような井戸を作る仕事のことをもともとさく井工事と呼んでいます。

ただしさく井工事というと井戸だけのような文字になっていますが、他にも地面に縦に穴を掘る工事のことをさく井工事と呼ぶようになりました。

さく井工事業の仕事の種類

井戸以外にも、さく井工事はたくさん存在しています。具体的には

  • さく井工事
  • 観測井工事
  • 還元井工事
  • 温泉掘削工事
  • 井戸築造工事
  • さく孔工事
  • 石油掘削工事
  • 天然ガス掘削工事
  • 揚水設備工事

等があります。

さく孔とはなにかというと、筒状の刃を回転させて、コンクリート削孔を行う技術のことを指します。

還元井とはなにかというと、熱や地上に出すべきではない、化学物質が出てくる井戸(地熱発電など)などから出てきた熱湯やガスを地中に戻すための井戸のことをさします。

さく井工事業の年収は?

さく井工事業の平均年収は412万円。

建設業全体の平均と同じくらいで、日本人の平均年収と低めです。

あくまでも平均年収です。どんな工事を行えるかや地域によっても年収は変わるでしょう。

年齢による、会社にお勤めの平均月収を見てみると

  • 20代 22.7万円/月
  • 30代 33.1万円/月
  • 40代 43.1万円/月

という具合で、20代でも他の建設業に比べると高く、年齢によって月収はあがっていく傾向です。

一人親方になった場合はもう少し高く、年収で700万円前後で、一人親方を卒業して職人を数人雇うようになれば年収1000万円も可能です。

さく井工事業の一人親方が取得すると有利な資格

さく井工事業における一人親方が取得するのは

  • さく井技能士
  • 施工管理技士の資格

の大きく分けて2種類があります。

さく井技能士

さく井技能士は国家資格である技能検定の一種。

全国の都道府県が実施しておりさく井に関する学科と実技試験で合否を行います。

さく井技能士には

  • さく井(パーカッション式さく井工事作業)
  • さく井(ロータリー式さく井工事作業)

の2種類の資格がありさらにそれぞれ1級と2級資格が存在します。

れぞれ定められた内容の実技試験が行われます。

・さく井(パーカッション式さく井工事作業)

1級

要素試験:地層の鑑定及びコンダクター管尻の止め位置の判定、ワイヤロープの耐力の判定、泥水サンプル及び充てん砂利の選定について行う。試験時間=20分

ペーパーテスト:掘削地質と電気検層、ビット抑留事故への対処方法、揚水試験等について行う。試験時間=1時間30分

2級

要素試験:地層の鑑定及びコンダクター管尻の止め位置の判定、ワイヤロープの耐力の判定、泥水サンプル及び充てん砂利の選定について行う。試験時間=25分
ペーパーテスト:掘削、ビット抑留事故への対処方法、揚水試験等に験等について行う。試験時間=1時間30分

・さく井(ロータリー式さく井工事作業)

1級

要素試験:泥水の比重等の測定、地層の鑑定及びコンダクター管尻の止め位置の判定、泥水サンプル及び充てん砂利の選定について行う。試験時間=24分
ペーパーテスト:掘削地質と電気検層、事故回復用工具の使用方法、揚水試験等について行う。試験時間=1時間30分

2級

要素試験:泥水の比重等の測定、地層の鑑定及びコンダクター管の尻の止め位置の判定、泥水サンプル及び充てん砂利の選定について行う。試験時間=30分
ペーパーテスト:掘削、事故回復用工具の使用方法、揚水試験等について行う。試験時間=1時間30分

という内容になっています。

この資格がなくてもさく井工事業の仕事を行うことは可能です。あくまでも技能を証明するための資格。

ただこの資格がなければ一人親方としてやっては行けないでしょう。

キャリアアップシステムによって、資格や経験が見られるようになりますので、仕事がもらえなくなる未来がくると予想されます。

一人親方にとって建設業キャリアアップシステム登録が必要な理由とは

施工管理技士

施工管理技士の資格は建設業の許可をとったり、大きい仕事(工事費用が1000万円以上)を請けるためには必要な資格です。

一人親方としては必ず必要なものではありませんが、独占資格ですので潰しが効きますし、会社に所属するにも有利。

さらに会社を大きくして企業として運営していくにも必要な資格。

年収にも大きく関わってくる資格と言えるでしょう。

さく井工事業の場合は土木工事施工管理技士を取得することになります。

1級と2級があり、試験内容も違いますが注意すべきは受験資格で、特に1級はかなりの実務経験が必要になります。

http://www.fcip-shiken.jp/den1/

土木施工管理技師資格は誰でも受けられる試験ではありません。

土木施工管理技師資格は誰でも受けられる試験ではありません。土木関係の学科や学校を卒業していない限り、実務経験が必要です。

1級の受験資格

  • 1年以上の指導監督的実務経験年数
    • 大学の指定学科を卒業後、3年以上の実務経験
    • 大学の指定学科以外を卒業後、4年6か月以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業後、5年以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、7年6か月以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業後、10年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業後、11年6か月以上の実務経験
    • 上記以外の者は15年以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で5年以上の者は合格後、5年以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で5年未満の者は高等学校の指定学科を卒業後、9年以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で5年未満の者は高等学校の指定学科以外を卒業後、10年6か月以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で5年未満の者はその他で14年以上の実務経験
  • 専任の主任技術者の実務経験が1年以上ある者
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で合格後3年以上の者は合格後、1年以上の専任の主任技術者経験を含む3年以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者は短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、7年以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者は高等学校の指定学科を卒業後、7年以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者は高等学校の指定学科以外を卒業後、8年6か月以上の実務経験
    • 2級土木施工管理技術検定合格者で合格後3年未満の者はその他で12年以上の実務経験
    • 上記以外の者は高等学校の指定学科を卒業後、8年以上の実務経験
    • 上記以外の者は高等学校の指定学科以外を卒業後、11年以上の実務経験
    • 上記以外の者はその他で13年以上の実務経験

このように1級をとるには大学や専門学校で指定学科の卒業か、もしくは2級土木管理技術検定資格をもっている必要があります。

2級の受験資格

  • 大学の指定学科を卒業後、1年以上の実務経験
  • 大学の指定学科以外を卒業後、1年6か月以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業後、2年以上の実務経験
  • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、3年以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科を卒業後、3年以上の実務経験
  • 高等学校の指定学科以外を卒業後、4年6か月以上の実務経験
  • 上記以外の者は8年以上の実務経験

1級と2級ともに学歴によって必要な実務経験が異なります。しかし学歴がなくとも、実務経験さえあれば取得できる資格です。

2級をとったあと、実務経験も積んでやっと1級を受験できますが、合格率は20%を切る難関資格であり、新しい資格ですので資格保有者も少ない。そして取得には条件も難しい。

ですから取得すれば、かなり有利になる資格と言えます。

さく井工事業の一人親方労災保険 そして年収や仕事内容は!?

さく井工事業で一人親方として働くメリット

さく井工事業のメリットは、参入障壁が高い所です。

それなりに業界に入ってしまえばそんな難しい業界ではありませんが、どうしても参入にはハードルが高い面が存在します。

ですからライバルが少ない。そんなメリットがあります

さく井工事業のデメリット

さく井工事業のデメリットは独立後に、元請けになりにくいところです。

それなりに大きい、設備をあつかうことになりますので元請けになるには、かなりの設備投資が必要となります。

もし元請けになるのであれば、相当ながくの設備投資を行うか、もしくか会社ごと買い取る必要があるでしょう。

さく井工事業の労災事故事例

最後にさく井工事業の事故事例を共有させていただきます。

山林の地すべり防水工事現場における横孔ボーリング中の巻き込まれ災害

このボーリングマシンは、ドリルを横軸に回転させ、地盤を掘削するタイプのもので、その掘削作業装置は、直径4cm・長さ3cmの中空肉厚パイプ(ボーリングロッド)の先端に、ドリルカッターが付けられたもので、深く掘り進んでいくために、ねじ込み式で順次、ボーリングロッドを継ぎ足していける構造になっていた。

また機機の本体は、ボーリングロッドより約60cm長い作業ロッドを有し、ロッドカップリングを介してこれとボーリングロッドを接続し、軸回転力及び推進力を伝達する仕組みであった。

災害発生の当日、被災者であるAはBとともに午前中、別の現場で作業を行った後、正午過ぎに木件現場に到着した。現場ではCが1人で受持ちである作業箇所において、ケーシング抜き(地中ボーリングの際挿入したケーシングパイプを回収する作業)を行っており、それを知ったAはBをCの作業補助として残し、その作業箇所から、40m程離れている自分の受持ち作業箇所へ行った。

約1時間後、現場代理人であるDが木件現場のパトロールにやってきて、BとCの作業箇所で打合せをしていたところ、Aが作業している箇所に設置しているボーリングマシンが黒煙を吐いているのを発見し、CとDは、異常事態の発生に気づいた。

ボーリングマシーンで温泉の掘削作業中、ロッド吊り上げのウインチに巻き込まれる

この災害は、深さ約30メートルの温泉発掘のため、「さく井」用やぐらを組み立てボーリングマシンで掘削作業中に発生した。

掘削作業は、「一本のロッドによる掘削終了後、ボーリングマシン作業台上で接続器を外す→接続器を地上で次のロッドに取り付ける→接続器を取り付けたロッドをウインチで吊り下げ、前のロッドと接続する→運転者に合図してボーリングを開始する」という手順を繰り返していた。

当日の作業は、現場責任者と2人の作業員が従事し、責任者(被災者)は、高さ2メートルのところに設置してあるボーリングマシンのドラム上部の作業台でロッドの接続作業を担当していた。

午前10時頃、接続器を取り付けて吊り上げたロッドが振れて被災者の身体に当たったため、転倒した。

その時に、作業台にあった開口部に被災者の左足が入ったが、被災者からロッドの巻き上げの指示があったので運転者はウインチを巻き上げた。

そのため、被災者の左足がドラムと巻き上げワイヤーロープとの間に挟まれて切断され、出血多量のため死亡した。

さく井工事業の一人親方のまとめ

さく井工事業は他の業種と比べて年収が低い業種です。

そして参入障壁も高く、業界の中でそこまでライバルが増えない業種といえます。

そして独立はしやすいですが、元請けになるのは難易度が高いと言えるでしょう。

埼玉労災一人親方部会

 

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