潜かん工事業の一人親方労災保険 そして年収や仕事内容は!?

潜函工事

潜かん工事業の一人親方労災保険は埼玉労災におまかせください。多数の潜かん工事の一人親方様に労災保険のご加入を戴いています。

潜かん工事業は一人親方にとって、どんな仕事なのか、その年収と年収アップ方法は?そして潜かん工事業の一人親方にとってのメリットやデメリットはどんなものがあるでしょうか?

潜かん工事業の一人親方ってどんな仕事?

潜かん工事業とは、基礎工事を行う際の特殊な工事の1つのこと。

高層ビルの建設の基礎や地下のトンネル、海底トンネルなどを作るさいには、常に水の侵入を防ぎながら工事をおこなわなければなりません。

たとえば高層ビルの基礎では、かなり深くまで基礎工事を行いますので、いつどこで水が侵入してくるかがわかりません。

ですからコンクリートで覆ってしまって、かつ内部を高圧にすることで水の侵入を防ぎながら工事を行います。

この工事方法のことを潜かん工事と呼びます。

潜かん工事業の仕事の種類

潜かんの必要な工事はいくらでもあるのですが、代表的なものを上げておきます。

  • 橋梁工事
  • トンネル工事
  • 高層ビルの基礎工事

この3つが代表的なもので、橋梁工事では吊橋でもないかぎり、海底または川底に基礎を打ち込みそのうえに橋梁の土台を作って橋を作っていきます。

ですからその基礎を作るために、潜かん工事を行います。

トンネル工事では海底トンネルはもちろんのこと、山を掘っていくトンネルでも、いつ地下水が流れ込んでくるかがわからないので潜かん工事を行います。

これと同じように基礎工事でも、都市の地下であっても地下水は流れているので、それが流れ出て来ないよう潜かんが必要です。

潜かん工事業の年収は?

潜かん工事業の平均年収は455万円。

建設業全体の平均とかなり高めで、日本人の平均年収と同程度です。

潜かん工事は特殊でかつ技能の必要な資格ですので、年収は高いようです。

年齢による、会社にお勤めの平均月収を見てみると

  • 20代 24.6万円/月
  • 30代 37.7万円/月
  • 40代 45.5万円/月

潜かん工事業はできる技術によって大きく年収は変わるようです。

潜かん工事業の一人親方が取得すると有利な資格

潜かん工事業における一人親方が取得するのは

  • 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任技能講習
  • 施工管理技士の資格

の大きく分けて2種類があります。

酸素欠乏・硫化水素危険作業主任技能講習

地下での作業を行う際に、酸素が無くなってきたりや硫化水素ので酸欠になる恐れが常にあります。

ですからそのための知識をそなえるための資格です。

学科講習と実技講習を受ければ取得できます。潜かん工事業にかならず必要な資格です。

ただこの資格がなければ一人親方としてやっては行けないでしょう。

キャリアアップシステムによって、資格や経験が見られるようになりますので、仕事がもらえなくなる未来がくると予想されます。

一人親方にとって建設業キャリアアップシステム登録が必要な理由とは

土木施工管理技士

施工管理技士の資格は建設業の許可をとったり、大きい仕事(工事費用が1000万円以上)を請けるためには必要な資格です。

一人親方としては必ず必要なものではありませんが、独占資格ですので潰しが効きますし、会社に所属するにも有利。

さらに会社を大きくして企業として運営していくにも必要な資格。

年収にも大きく関わってくる資格と言えるでしょう。

潜かん工事業の場合は土木工事施工管理技士を取得することになります。

1級と2級があり、試験内容も違いますが注意すべきは受験資格で、特に1級はかなりの実務経験が必要になります。

http://www.fcip-shiken.jp/den1/

にも書いているのですが、非常にわかりにくいため、わかりやすくまとめました。

  • 指導監督的実務経験を1年以上含んでいる場合
    • 大学の指定学科を卒業して3年以上の実務経験、
    • 大学の指定学科以外を卒業して4年6か月以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業して5年以上の実務経験、
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業して7年6か月以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業して10年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業して11年6か月以上の実務経験
    • 上記学歴によらない場合は15年以上の実務経験
    • 二級建築士試験合格者で合格後、5年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格者で合格後、5年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業して9年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科を卒業して9年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科以外を卒業して10年6か月以上の実務経験
    • その他の者は14年以上の実務経験
  • 専任の主任技術者を1年以上含んでいる場合
    • 高等学校の指定学科を卒業し、8年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業し、9年6か月以上の実務経験
    • その他の者は13年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定の合格者で合格後、3年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業して、7年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科を卒業して、7年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科以外を卒業して、8年6か月以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者でその他の者は12年以上の実務経験

・2級建築施工管理技士の受験資格

    • 大学の指定学科を卒業し、1年以上の実務経験
    • 大学の指定学科以外を卒業し、1年6か月以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業し、2年以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業し、3年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業し、3年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業し、4年6か月以上の実務経験
    • その他の者は8年以上の実務経験
    • 職業能力開発促進法による技能検定に合格した者

1級と2級ともに学歴によって必要な実務経験が異なります。しかし学歴がなくとも、実務経験さえあれば取得できる資格です。

2級をとったあと、実務経験も積んでやっと1級を受験できますが、合格率は20%を切る難関資格であり、新しい資格ですので資格保有者も少ない。そして取得には条件も難しい。

ですから取得すれば、かなり有利になる資格と言えます。

潜かん工事業で一人親方として働くメリット

板金工事業のメリットは仕事が安定していることです。

特定の業者以外は専門的で入ってこれないので、一度信頼関係がきづければ比較的安定して仕事の発注が来ます。

ですから競争もすくなく安定した収入が手に入るでしょう。

潜かん工事業のデメリット

潜かん工事業のデメリットは潜かん病という病気が挙げられます。

どんな工事業種でも職業病は挙げられますが、腰痛だったり腱鞘炎だったりがありますが、潜かんは人間が普段接する気圧より高い場所で長時間作業を行うので、そのせいで健康被害がでることがあります。

健康診断などで発見をすれば大丈夫なのですが、リスクがあることは覚えておきましょう。

潜かん工事業の労災事故事例

最後に清掃工事業の事故事例を共有させていただきます。

道路橋下部潜函工事のコンクリート充填作業において、マンロックで減圧して出函した作業者が減圧症になる

この災害は、道路橋下部建設工事の圧気潜函作業において、マンロックで減圧して出函した作業者が、3時間後にI型減圧症(右下肢ベンズ)に罹患し、最終的には重篤なII型減圧症(脊髄型)を発症したものである

災害発生前日の工事の進捗率は70%であった。P5橋脚以外の橋脚は、潜函工法による高圧室内業務はすべて終了しており、今後関連設備を順次解体することとなっていた。

災害発生当日は、P5橋脚の中詰めコンクリート打設作業が行われており、被災者Bはコンクリートの打設確認作業に従事した。午前11時20分に責任者Aとともにマンロックに入り、0.25MPaまで加圧後入函した。1時間後の12時20分に作業を終了し減圧を開始した。減圧の速さは、毎分0.08MPaであり、減圧停止時間は0.06MPaで13分、0.03MPaで25分であった。

被災者は13時10分ごろ出函し、30分ほど休憩してから宿舎に戻ったが、16時10分ごろ右足の痛みを訴え、16時45分頃から、再圧室で加圧治療を行った。救急再圧を2度実施したが、両足の痺れが治らなかったので、翌朝9時、病院に収容され、II型減圧症と診断された。

井戸掘削作業における酸素欠乏症

この災害が発生した場所は、図に示すように、直径1.5mの井戸であり、掘削工事を開始してから、数日を経過している。災害発生当日、作業者A、B及びCの3名がこの井戸を引き続き掘削する作業に従事することとなり、作業中に生じる湧水はポンプで汲みあげることとした。

当日、午前9時から作業を開始したが、地表から14m堀り下げたところで、排水ポンプの汲みあげ能力以上の湧水が発生したので、汲みあげ能力のより大きいポンプと交換することとし、午後2時に一旦作業を中止した。

その後、午後3時30分頃、このポンプをウインチでつり上げるため、Aは、ロープをポンプに掛けるため、井戸の底に降りた。Aは、ロープをポンプに掛けたものの、ポンプに寄りかかって動かなくなり、呼んでも答えがなかった。

Bは、Aを救出しようと、そのまま、井戸の中に降りて行ったが、その場で倒れてしまった。そのため、Cは、急ぎ、送風機を取り付けて送風し、その後、井戸の中に降りて行き、A及びBを井戸から引き出し、救急車を呼び病院に運んで手当をしたが、Bは蘇生したものの、Aは死亡した。

潜かん工事業の一人親方のまとめ

潜かん工事業は年収も高く専門的な仕事のため安定しています。しかも高層ビルやトンネルや橋梁などの仕事はこれからもあり続けるので減っていくことんもないでしょう。

しかし酸素欠乏症や減圧症などの潜函病と呼ばれる病気や症状があるため、十分に気をつける必要がありそうです。

埼玉労災一人親方部会

 

一人親方の労災保険なら埼玉労災へ→https://www.saitama631.com/

ページトップへ戻る