建具工事業の一人親方労災保険 そして年収や仕事内容は!?

建具工事

建具工事業の一人親方労災保険は埼玉労災におまかせください。多数の建具工事の一人親方様に労災保険のご加入を戴いています。

建具工事業は一人親方にとって、どんな仕事なのか、その年収と年収アップ方法は?そして建具工事業の一人親方にとってのメリットやデメリットはどんなものがあるでしょうか?

建具工事業の一人親方ってどんな仕事?

建具工事とは建物の工事の仕上げの1つで、読んで字のごとく建具をとりつける工事のこと。

一般的には内装工事も終わった後に入る工事です。

建具というのは、建物の印象を決める重要な仕事で、注文住宅などでは、特注の建具が使われる場合もあり極めて仕上げにこだわりをもらないといけない仕事です。

というのも、構造や外装を作る工事では、そこまで細かいところまで施主もきにしていないものですが、内装の仕上げとなると毎日見ている時間も多く、しかも建具とは目に付く場所ですので、きれいでないと施主は満足しません。

ですから、細かい作業や丁寧な仕事が得意な人に向いている仕事だと言えるでしょう。

建具工事業の仕事の種類

建具工事では下記のような仕事があります。

  • 金属製建具取付工事
  • 金属製カーテンウォール取付工事
  • シャッター取付工事
  • 自動ドア取付工事
  • 木製建具取付工事
  • ふすま工事

などが存在します。

・金属製カーテンウォール取付工事

カーテンウォールの取り付けも建具工事業の仕事の1つです。

カーテンウォールというのは高層ビルなどで見られる、ガラス製の壁のこと。全面がガラスになっているビルなんて都心ではよくありますよね?

それと背反するものが、コンクリートなどの壁ということ。

すでに構造が出来上がっている建具をつけて外壁にしてしまうのか、もしくは外壁を作ってそこに穴を開けて建具をつけるのかの違いです。

実はあの高層ビルのガラスは取外し可能なんですね。

というのも、すでに柱や梁などの構造はすでに出来上がってる所に、サッシだけを外壁として取り付けているだけだからです。

このようなものをカーテンウォールというのですが、このカーテンウォールの取り付けも建具工事業の仕事の1つです。

・シャッター取付工事、自動ドア取付工事

窓やドアの他にも、シャッターも建具の一種です。

ですからガレージのシャッターや自動ドアのとりつけについても建具工事業の工事の1つです

・木製建具取付工事、ふすま工事

木製建具の取付工事も建具工事業の仕事です。

現在では少なくはなりましたが、木製の建具をつけるためのサッシなどを大工さんの代わりに手作りをしたり、もしくは既製品を取り付けしたりするのも建具工事業の仕事。

さらにふすまを貼る仕事もその1つと言えるでしょう。

建具工事業の年収は?

建具工事業の平均年収は398万円。

建設業全体の平均と同じぐらいで、日本人の平均年収と比べると低めです。

あくまでも平均年収です。どんな工事を行えるかや地域によっても年収は変わるでしょう。

年齢による、会社にお勤めの平均月収を見てみると

  • 20代 2216万円/月
  • 30代 31.6万円/月
  • 40代 41.5万円/月

という具合で、20代でも他の建設業に比べると高く、年齢によって月収はあがっていく傾向です。

建具工事業の中でも細分化されていて、一人親方の場合は個人住宅が多いと思いますので、個人の住宅を専門にするなら工務店として元請けになるのが、年収をあげるいい方法でしょう

一人親方になった場合はもう少し高く、年収で800万円前後で、一人親方を卒業して職人を数人雇うようになれば年収1000万円も可能です。

建具工事業の一人親方が取得すると有利な資格

建具工事業における一人親方が取得するのは

  • 建具制作技能士
  • 木製建具施工士
  • 施工管理技士の資格

の大きく分けて3種類があります。

建具制作技能士

建具制作技能士は国家資格である技能検定の一種。

全国の都道府県が実施しており建具制作に関する学科と実技試験で合否を行います。

  • 建具製作(木製建具手加工作業)
  • 建具製作(木製建具機械加工作業)
  • 建具製作(アルミ製室内建具製作作業)

の3つにわかれており、それぞれ1級と2級があります

・建具製作(木製建具手加工作業)

  • 1級:斜めの中ざん及び組子のある建具を製作する。試験時間=6時間30分
  • 2級:上げ下げ小障子をもち、下部に額を取り付ける建具を製作する。試験時間=6時間

・建具製作(木製建具機械加工作業)

  • 1級:下部に斜めのつかを配置した建具を製作する。試験時間=3時間30分
  • 2級:下部に斜めのつかを配置した建具を製作する。試験時間=3時間30分

という内容になっています。

この資格がなくても建具工事業の仕事を行うことは可能です。あくまでも技能を証明するための資格。

ただこの資格がなければ一人親方としてやっては行けないでしょう。

キャリアアップシステムによって、資格や経験が見られるようになりますので、仕事がもらえなくなる未来がくると予想されます。

一人親方にとって建設業キャリアアップシステム登録が必要な理由とは

木製建具施工士

こちらは国家資格ではないのですが、木製建具を施工するための資格で、一定の技術要件をクリアしている人が獲得できる資格です。

この資格はキャリアアップシステムによって管理される資格ですので、これからのキャリアと年収の大きく関わる資格となりそうです。1級と2級資格があり、それぞれ定められた内容の実技試験が行われます。

施工管理技士

施工管理技士の資格は建設業の許可をとったり、大きい仕事(工事費用が1000万円以上)を請けるためには必要な資格です。

一人親方としては必ず必要なものではありませんが、独占資格ですので潰しが効きますし、会社に所属するにも有利。

さらに会社を大きくして企業として運営していくにも必要な資格。

年収にも大きく関わってくる資格と言えるでしょう。

建具工事業の場合は戸建て住宅の元請けになれる、建築工事施工管理技士を取得することになります。

1級と2級があり、試験内容も違いますが注意すべきは受験資格で、特に1級はかなりの実務経験が必要になります。

http://www.fcip-shiken.jp/den1/

にも書いているのですが、非常にわかりにくいため、わかりやすくまとめました。

  • 指導監督的実務経験を1年以上含んでいる場合
    • 大学の指定学科を卒業して3年以上の実務経験、
    • 大学の指定学科以外を卒業して4年6か月以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業して5年以上の実務経験、
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業して7年6か月以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業して10年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業して11年6か月以上の実務経験
    • 上記学歴によらない場合は15年以上の実務経験
    • 二級建築士試験合格者で合格後、5年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格者で合格後、5年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業して9年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科を卒業して9年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科以外を卒業して10年6か月以上の実務経験
    • その他の者は14年以上の実務経験
  • 専任の主任技術者を1年以上含んでいる場合
    • 高等学校の指定学科を卒業し、8年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業し、9年6か月以上の実務経験
    • その他の者は13年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定の合格者で合格後、3年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業して、7年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科を卒業して、7年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科以外を卒業して、8年6か月以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者でその他の者は12年以上の実務経験

・2級建築施工管理技士の受験資格

    • 大学の指定学科を卒業し、1年以上の実務経験
    • 大学の指定学科以外を卒業し、1年6か月以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業し、2年以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業し、3年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業し、3年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業し、4年6か月以上の実務経験
    • その他の者は8年以上の実務経験
    • 職業能力開発促進法による技能検定に合格した者

1級と2級ともに学歴によって必要な実務経験が異なります。しかし学歴がなくとも、実務経験さえあれば取得できる資格です。

2級をとったあと、実務経験も積んでやっと1級を受験できますが、合格率は20%を切る難関資格であり、新しい資格ですので資格保有者も少ない。そして取得には条件も難しい。

ですから取得すれば、かなり有利になる資格と言えます。

建具工事

 

建具工事業で一人親方として働くメリット

建具工事業のメリットは、仕事が安定していることでしょう。

住宅の建具の扱いはこれから先も減らないでしょうし、オフィスビルでのカーテンウォールの施工数も増えています。

さらに木製の建具などの古民家的な暮らしの再興もあり、木製の建具や土壁なども見直されてきている現代。ますます需要は増えていくと見られています。

建具工事業のデメリット

正直いって建具工事業のデメリットはすくないでしょう。

企業で働くにしてもカーテンウォールの仕事がありますし、独立するにしても住宅の需要があります。

建設業においてはめちゃくちゃ重労働な部類には入りませんし。

ただし唯一あげるとすれば、丁寧な仕事を望まれる所でしょうか。

建具工事業の労災事故事例

最後に建具工事業の事故事例を共有させていただきます。

クレーンで吊り上げたPC板が落下し、下敷きとなる

この災害は、ビルの外壁材として広く使用されているプレキャストコンクリートカーテンウォール(以下「PC板」という)を製造している工場で、作業のため吊り上げたPC板が落下したものである。

当日の作業は、前日成型したPC板を型枠からはずす脱型作業を行う予定となっており、作業には工場の従業員であるAと、工場の下請けをしている会社の従業員であるBが担当することになった。

作業は、PC板(設計上の重量は、3.64トンであったが、災害発生後に実測したところ重量は5.75トンあった。)をつり上げ荷重7.6トンの床上操作式クレーンでつり上げて脱型した後、さらに1.5メートルつり上げてその下に入ってPC板に付着した目地ゴムを取り除く作業をしていた。

そのとき、アングルとPC板を結合していたボルトが抜けてPC板が落下し、下で作業をしていたAは全身がその下敷きとなってその場で死亡し、Bは腹部から足まで押しつぶされ、病院に収容されたがその日のうちに死亡した。

店舗のシャッターを修理中、はさまれて死亡

衣料品の小売店から「シャッターが下りなくなった」との修理依頼を受けたZ社では、翌日、社長AがB~Dの3人の作業者とともに現場に向かった。

現場に着いたAは、B~Dにシャッターに荷重をかけてシャッターを下ろすように指示し、作業を見守っていたが、シャッターは下りなかった。そこで、シャッターが下りない原因を調べるため、BとCはトラックの荷台に乗り、シャッター上部の点検口を開けて手動に切り替え、Dはシャッターの下部を調べていた。このとき、AはDにシャッターの下には行かないようにと注意をし、現場を離れた。

その後Dがシャッターの下のレールに木の棒が噛み込んでいるのを見つけこれを取り除いたところ、シャッターが自重(約400kg)で降下し、Dが床とシャッターとの間にはさまれた。Dは病院に搬送されたが間もなく死亡した。

建具工事業の一人親方のまとめ

建具工事業は、一人親方としても企業で働く会社員としてもキャリアを選びやすい業種といえます。

年収を上げたければ住宅工事の工務店となればいいし、安定したければカーテンウオールに携わる一人親方にもなれる。

とても融通の聞く業種だと言えます。

埼玉労災一人親方部会

 

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