地質調査業(ボーリング工事)の一人親方労災保険 そして年収や仕事内容は!?

地質調査業の一人親方労災保険は埼玉労災におまかせください。多数の地質調査の一人親方様に労災保険のご加入を戴いています。

地質調査業は一人親方にとって、どんな仕事なのか、その年収と年収アップ方法は?そして地質調査業の一人親方にとってのメリットやデメリットはどんなものがあるでしょうか?

地質調査業の一人親方ってどんな仕事?

地質調査とは、地盤を科学的に調査をする業種のこと。

建設業とは違うように見えますが、実際には建築物とは地下深くに杭をうち、安定した土台を作ります。

ですから地質調査は建築物をする上で欠かせないものの1つ。

実際に国が許可をだす建設業の業種のなかの1つの地質調査業は存在していますので、建設業に間違いはありません。

ただ住宅に関しては2000年までは、地質調査は義務化されてはいなかったのですが、2001年に住宅にも地質調査が義務化されたためそこからは需要が大きく伸びました。

そして一人親方のしての仕事も多く、多くの一人親方が地質調査業として働いています。

地質調査業の年収は?

地質調査業の平均年収は422万円。

建設業全体の平均と高めで、日本人の平均年収と同程度です。

あくまでも平均年収です。どんな工事を行えるかや地域によっても年収は変わるでしょう。

年齢による、会社にお勤めの平均月収を見てみると

  • 20代 24.6万円/月
  • 30代 31.2.6万円/月
  • 40代 45.5万円/月

年齢によって月収はあがっていく傾向です。

少し建設業の中でも特殊な業界ですが、他の建設業とそれほど年収の差はないようです。

個人住宅の地質調査はほとんどが一人親方に任されていますし、そこだけを切り取っての仕事も受けやすいので、独立しやすいという特徴があります。

地質調査業の一人親方が取得すると有利な資格

地質調査業における一人親方が取得するのは

  • 地質調査技師
  • 施工管理技士の資格

の大きく分けて2種類があります。

地質調査技師

地質調査技師は一般社団法人全国地質調査業協会がボーリングなどの地質調査を行うものの技術の検定をおこない認定をしている資格です。

かなり最近ですが、国土交通省によって2015年に公共工事における調査及び設計等の品質確保ができる技術者資格に認定されて国家資格となりました。

区分は

  • 現場調査部門
  • 現場技術・管理部門
  • 土壌・地下水汚染部門

にわかれており、受験資格は下句歴によってことなる実務経験にて受験資格が授与されます。

土木工学や建築学、鉱山学、地質工学などの先行していた場合は大卒で3年、短大専門卒で5年。それ以外の理工系の専攻の場合は大卒で5年、短大高専卒で7年。それ以外の専攻の場合は大卒で6年、短大高専卒で8年の実務経験を要します。

この資格がなくても地質調査業の仕事を行うことは可能です。あくまでも技能を証明するための資格。

ただこの資格がなければ一人親方としてやっては行けないでしょう。

キャリアアップシステムによって、資格や経験が見られるようになりますので、仕事がもらえなくなる未来がくると予想されます。

一人親方にとって建設業キャリアアップシステム登録が必要な理由とは

施工管理技士

施工管理技士の資格は建設業の許可をとったり、大きい仕事(工事費用が1000万円以上)を請けるためには必要な資格です。

一人親方としては必ず必要なものではありませんが、独占資格ですので潰しが効きますし、会社に所属するにも有利。

さらに会社を大きくして企業として運営していくにも必要な資格。

年収にも大きく関わってくる資格と言えるでしょう。

地質調査業の場合は建築工事施工管理技士を取得することになります。

1級と2級があり、試験内容も違いますが注意すべきは受験資格で、特に1級はかなりの実務経験が必要になります。

http://www.fcip-shiken.jp/den1/

にも書いているのですが、非常にわかりにくいため、わかりやすくまとめました。

  • 指導監督的実務経験を1年以上含んでいる場合
    • 大学の指定学科を卒業して3年以上の実務経験、
    • 大学の指定学科以外を卒業して4年6か月以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業して5年以上の実務経験、
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業して7年6か月以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業して10年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業して11年6か月以上の実務経験
    • 上記学歴によらない場合は15年以上の実務経験
    • 二級建築士試験合格者で合格後、5年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格者で合格後、5年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業して9年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科を卒業して9年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科以外を卒業して10年6か月以上の実務経験
    • その他の者は14年以上の実務経験
  • 専任の主任技術者を1年以上含んでいる場合
    • 高等学校の指定学科を卒業し、8年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業し、9年6か月以上の実務経験
    • その他の者は13年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定の合格者で合格後、3年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業して、7年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科を卒業して、7年以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者で高等学校の指定学科以外を卒業して、8年6か月以上の実務経験
    • 2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満の者でその他の者は12年以上の実務経験

・2級建築施工管理技士の受験資格

    • 大学の指定学科を卒業し、1年以上の実務経験
    • 大学の指定学科以外を卒業し、1年6か月以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業し、2年以上の実務経験
    • 短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業し、3年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科を卒業し、3年以上の実務経験
    • 高等学校の指定学科以外を卒業し、4年6か月以上の実務経験
    • その他の者は8年以上の実務経験
    • 職業能力開発促進法による技能検定に合格した者

1級と2級ともに学歴によって必要な実務経験が異なります。しかし学歴がなくとも、実務経験さえあれば取得できる資格です。

2級をとったあと、実務経験も積んでやっと1級を受験できますが、合格率は20%を切る難関資格であり、新しい資格ですので資格保有者も少ない。そして取得には条件も難しい。

ですから取得すれば、かなり有利になる資格と言えます。

 

地質調査業で一人親方として働くメリット

地質調査業のメリットは仕事が安定していることです。

なぜなら建築物を立てる上でも、改築する上でも、地質調査は必須となっており、必ず行わなければ建物を建てることができません。

つまり、仕事が無くならないということです。

そして地質調査の仕事のほとんど が一人親方に頼っているという現状ですので。独立しやすいというメリットもあります。

地質調査業のデメリット

デメリットはアカデミックな分野であるという所でしょうか。

どうしても地質というのは、科学的なものの見方を必要としますので知識量などが必要になってきます。

学術的な要素を多分に含む職種ですので、それがデメリットと捉える人も多いのではないでしょうか。

地質調査業の労災事故事例

最後に地質調査業の事故事例を共有させていただきます。

ボーリングマシン搬入路を仮設作業中、路肩より斜面に転落

本災害は、地すべり対策工事に先立つ地質調査において、調査地点にボーリングマシンを搬入する仮設道路をドラグ・ショベルを使用して開設中に、ドラグ・ショベルが路肩より斜面に転落し、運転していた被災者が下敷きになり死亡したものである。

地すべり対策工事に先立って行う地質調査であり、調査地点が山中にあるため、ボーリングマシンを搬入するにあたり、既設の山道から分岐してボーリングポイントに至る仮設道路を開設する工事であった。

被災者が開設作業を行っていた仮設道路は、幅員約1.5m、延長約30m、斜度25度のものであり、谷側の斜面の傾斜は約40度となっていた。なお、連日の雨で粘土質の地盤が弛み、滑りやすくなっていた。

災害発生当日の午前中、被災者他の労働者で仮設道路の開設の準備作業を開始した。作業は、障害となっている杉の根をチェーンソーで切断するというものであった。

この作業終了後、被災者は一人でドラグ・ショベルを運転し、既設の山道の拡幅作業を行い午前中の作業を終了した。ドラグ・ショベルは機体重量1t、機体幅は1mであり、ゴム製のクローラを装着していた。

午後5時頃、他の作業現場にいた作業者が、一緒に下山しようと被災者を探したところ、東側の斜面で転落したドラグ・ショベルに被災者が下敷きになっているところを発見した。

切羽で岩質調査中に天盤が肌落ち

被災者は、NATMによる道路トンネル工事の地質調査を担当したため、地質調査が終了しトンネルの設計図が完成した後、施工中も数回地質の確認に現場に来ている。

被災者を含む5人は坑口から見て右から左へ移動して、岩をハンマーで叩いたりしていたが、突然中央部の天盤が崩落し、被災者が約1㎥の土砂で生き埋めとなった。土砂を除き救出しようとしたところ、再び同じ箇所から崩落した。バックホウで土砂を取り除き救出したが、既に意識はなかった。

災害が発生した切羽付近は、コンクリートの吹付けは行われていたが、ロックボルトは打設されていなかった。ロックボルトの打設は1.5m間隔で行われており、最終の打設は切羽から約4m離れていた。また、この切羽付近の掘削は早朝から始められ、風化した花崗岩が一部見られたが、直前まで良好な花崗岩の層であったこともあり、地質はまだ安定していると施工業者の担当者が判断して、工法の変更はなされなかった。。

地質調査業の一人親方のまとめ

地質調査業は他の業種と比べて仕事が安定している業種で、かつ独立がしやすいと言えるでしょう。

ただアカデミックな部分が受け入れられるかによって仕事のイメージは大きく変わりそうです。

身体だけ動かして仕事をしたい、頭を使うのは苦手だというひとにはおすすめできない業種です。

埼玉労災一人親方部会

 

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