一人親方がもらえる労災特別支給金

特別支給金

一人親方労災保険には一般的な保険給付の他に、特別給付金があります。

労災保険では給付基礎日額の60%の他に特別給付金として20%が加算されます。

今回はこの特別給付の中で一人親方がもらえるものを抜粋して紹介いたします。

休業補償

休業補償とは、業務災害や通勤災害により傷病のために労働することが出来ない期間が4日以上ある場合に支払われる補償のこと。

この休業補償は休業1日につき、給付基礎日額の60%が支払われることになっています。

特別給付金では、さらに給付基礎日額の20%が上乗せして支払われることとなっています。

障害補償

障害補償は業務災害や通勤災害において、後遺障害が残ってしまった場合に支給されるもの。

14級から1級で障害認定が行われ、その等級に合わせて障害補償一時金が給付されるか、もしくは障害補償年金が受け取れる形となっています。

この障害補償とは別枠で、これも特別支給金が支払われることとなっており、これはすべて一時金として支払われますが、それぞれの補償に上乗せをして、1級で342万円〜14級で8万円の特別支給金が支払われることとなっています。

傷病補償年金

傷病補償年金とは、業務災害や通勤災害において後遺障害ではなく、傷病の場合に保証される年金です。

これは療養開始後1年6ヶ月が立った日において、

  • 傷病が治っていないこと
  • 傷病による障害の程度が傷病と区急に該当すること

の両方に該当する場合に補償されるものです。

これは一時金ではなく年金で、毎年1級で給付基礎日額の313日分、2級で277日分、3級で245日分が支払われます。

そして特別支給金ではこれに加えて、

  • 1級 114万円
  • 2級 107万円
  • 3級 100万円

が支払われることとなっています。

遺族補償

遺族補償とは業務災害もしくは通勤災害において労働者が死亡した場合に補償される年金のことです。

年金ではなく一時金の場合もありますが、それは遺族(補償)年金の受給資格をもつ遺族がいない場合と、遺族(補償)年金を受けている方が失権し、かつ、他に遺族(補償)年金の受給資格をもつ方がいない場合でかつ、すでに支給された年金の合計額が給付基礎日額の1000日分に満たない場合に一時金として支給されます。

遺族補償年金は

  • 遺族が1人の場合は給付基礎日額の153日分
  • 遺族が2人の場合は給付基礎日額の201日分
  • 遺族が3人の場合は給付基礎日額の223日分
  • 遺族が4人の場合は給付基礎日額の245日分

が年金として給付されます。

これに上乗せして遺族特別支給金として遺族の人数に関わらず、300万円を一時金として支給されることになっています。

特別支給金の法的性格

特別支給金の支給は、労働者災害補償保険法29条に基づき、「社会復帰促進等事業」の一環としておこなわれています。労災保険の本来の給付と別に20%上乗せすることになっています。特別支給金は福祉的な性格が強いと言われています。

特別支給金は労災保険と同時に申請します

通常の給付金に加えて、特別支給金も必ずもらえることになっています。労災保険と同時に特別支給金の申請をすることになっています。

しっかりとして特別加入団体であれば、わざわざ言わなくても勝手に申請をしてくれますので、被災した一人親方が特に気にしなくてもいいでしょう。労災保険の給付内容は多岐にわたり、一般の方には通常、詳しくはわからないものです。

給付の疑問に答えてくれる親切な労災保険の特別加入団体に加入するように気をつけるといいでしょう。

一人親方労災保険の特別支給金 まとめ

一人親方労災保険にも、一般の労働者同様、一般的な保険給付の他に、特別給付金があります。

労災保険では給付基礎日額の60%の他に特別給付金として20%が加算されます。特別支給金の支給は、労働者災害補償保険法29条に基づき、「社会復帰促進等事業」の一環としておこなわれ、福祉的な性格が強いものとなっています。

手続きは通常の労災保険給付手続きと同時に、同じ申請書ですることになっていますので特に気をつけなくてはならないことはありません。

 

一人親方の労災保険のご加入はこちらから

埼玉労災一人親方部会 https://www.saitama631.com/

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