一人親方として事業主になったら考えないといけないことが融資制度についてです。

融資と一言で言ってもただの借金とは異なります。

一個人ができる借金と事業主ができる融資と言うのは性質は同じでも結果が変わります。

うまく活用することによって利益を最大化することにもつながりますし、場合によっては会社の首を絞めることになるでしょう。

今回は一人親方にとっての融資の考え方についてそして融資の受け方について紹介していきます。

融資を受けることは借金と同じか

一人親方が融資を受ける事は、個人が借金を背負うこととは全く別の話です。一言にお金を借りると言っても大きく分けて2つの種類があって、 それは投資としてのお金なのか消費のお金の中の違いです。

基本的に投資としての借金であれば、会社をうまく軌道に乗せて、早く利益を最大化するために使います。そのため 融資を受けなかった時に比べて受けたときの方が、10年後利益が最大化してると言う特徴があります。

これに対し 消費における借金 と言うのは、 借金をすることで10年後の利益が減ることが消費における借金です。

何が違うかと言うと融資の場合、数年後の利益を生み出すものであり、借金と言うのは数年後の出費を生み出すものであると言うことです。

利子と利益の関係性

例えば仕事の資材を積んだり、工具を積むためのハイエースを購入するとします。ハイエースを購入することによって、 仕事の効率が上がる可能性があります。 毎日毎日資材の積み下ろしをしなくてもいいだとか、 たくさんの職人さんを乗せて現場に行ける。他にもハイエースを持っているか否かで1日に生み出せる利益が上がるとしましょう。

ハイエースを融資を受けて購入し、さらに利息を支払いながら分割ばらいを行えば、利子と車体価格がそのままマイナスになってしまうのですが、仕事の効率が上がるため1日の利益も上がるでしょう。

出費が増えるものの、利益も増やすことができる。そしてその利益は増えた出費を超えることもあります。

つまりハイエースを利子を払ってでも早く購入した方が、通算の利益はプラスになる。これが融資の考え方です。レバレッジを効かせるとも言うのですが、本来ならば利益を5年間溜め続けてやっと購入できるハイエースを早く買うことによって、仕事を効率化して多くの利益をとる。

そうすれば会社の規模も早く大きくなるし、たくさん仕事をこなしているので信頼も厚くなっているはず。お金だけの問題ではなく、融資を行うことによって、信頼も勝ち取ることができる。ですので借金が全て悪いわけではないのです。

ただしこれはあくまでも融資が利息以上の利益を生み出す場合に限ります。なんでもかんでも融資を受けて投資をすれば利益が返ってくるわけではないと言うことをお気をつけください。

一人親方は融資をうまく活用しよう

一人親方は事業主です。なので利益を最大化することで自分の給料を増やすこともできるし、従業員を雇うこともできる。

設備や器材を買えば仕事の幅を増やすこともできる。

もちろん自分の会社の利益で賄えればそれが理想なのですが、お金があればもっと利益を増やせるチャンスがあるのに、借金をしたくないからと言う理由でレバレッジを効かせない人が多い。

そうしている中で時代に遅れ、取り残され、仕事がなくなっていき廃業する一人親方さんもいらっしゃいます。廃業はしなくてもいつまでも自転車創業を続けている一人親方さんも多い。

そうなる前に融資を活用し、事業の規模を大きくすることも目指してみてはいかがでしょうか?

融資の受け方

融資を受けようと思ってもなかなか簡単には受けられないのがこのご時世です。

しかも融資を受けるといってもどこに行って何をすればいいのかがわからない方も多いのではないでしょうか。ここからは融資を受ける方法とどこに行けば受けられるのかを説明しましょう。

日本政策金融公庫

もっとも一人親方にとって身近な融資の受付先は、日本政策金融公庫です。

コロナウイルスの対策として行われている新型コロナウイルス感染症特別貸付が行われているのも、日本政策金融公庫です。

もともと国金と呼ばれていた日本政策金融公庫ですが、創業融資なども準備されており、事業開始とともに政策金融公庫にお世話になる会社も多いでしょう。

問い合わせ方法は、電話で予約後に書類を持って、窓口での受付です。その後審査を行って融資が受けられると言うもの。

設備融資や運転資金の融資ともに受けられますので、希望される方は問い合わせてみてください。

各種銀行

政策金融公庫の他にも銀行でお金を借りると言うこともできます。

近郊のメインの授業はどちらかと言うと金融ですね。 融資をすることによっての利子で銀行は利益を得ています。

ただし大手銀行と言うのは融資のハードルが高く基本的には地方銀行にお世話になるでしょう。

1人親方として創業当初からメガバンクにお世話になる事は難しいと思います。 むしろ様々な面倒がありますので、地方銀行などに口座を開いておくのが理想です。

先輩などに各種銀行と取引のある方がいらっしゃれば、紹介をもらうのも一つの手です。

銀行も働いているのは人間で、紹介があるかどうかで融資が降りるかどうかも変るでしょう。

各業界の融資制度

このほかにも各業界で準備されている融資制度が存在します。 例えば組合等でも融資を準備しているところもあれば、商工会等で融資制度がある場所も存在します。

その業界の組合や協会などに問い合わせてみるとそういった情報もあると思いますので、一度問い合わせみてください。

設備投資資金と運転資金

融資制度を受けるときに、異なる性質の資金によって金利なども変わってきます。設備投資のための資金であれば金利も安く審査も通りやすいと言われています。 しかし運転資金のための融資であれば審査は通りにくいと言われています。さらに金利も高くなることも多いでしょう。

これは何故かと言うと運転資金はいつまでたっても回収できるものではなく、ずっとプールされているものだからで それとは反対に設備投資と言うのは回収すべき投資であって融資を行ったとすれば利益が増え回収して利子も取れる見込みが高い。

つまりリスクが低い融資が設備融資なのです。どういうことかと言うと、運転資金と言うのは減った仕入れ等に使う費用のことで、仕入れや人件費等を支払った後実際にその売り上げが立つまでに現金が入ってくるまでには時間がかかります。通常であれば1ヵ月長ければ半年ほどの待たねばならず、会社の売り上げが立っているのに現金が口座にはないと言うことがあり得ると言う話です。

その数ヶ月分の余剰のお金が運転資金と言われるものです。

そして規模が大きければ大きいほど、運転資金は大きくなっていくので、 設備投資と違って回収できるものではありません。どちらかと言うと膨れ上がっていくものです。

銀行にとっては返済が滞る可能性のある融資でありできれば貸したくないものでもあります。 ただし 運転資金は基本的に膨れ上がっていくものですので、利子だけずっと返してもらえる可能性が高い会社であれば運転資金になっても快く融資を受けることができるでしょう。

つまり安定した会社でかつ、将来の見込みも安定しているとみられている会社でないと運転資金を変える事は難しいと言えるでしょう。。 ですから審査も厳しくなりますし、利子も高くなる可能性があります。

この時点で考えれば、一人親方にとってどの資金を変えるべきかと言うのは明確になっているでしょう。

借りやすいと言う点でも、返しやすいと言う点においても、融資を受けるのであれば設備投資資金であることに間違いはありません。

ですから会社で生まれた利益と言うのはできるだけ運転資金に回して、設備投資が必要な時期に銀行や政策金融公庫に依頼をして融資を受けると言うのが、うまく経営をしていくことだと思います。

一人親方でも積極的に融資を受けましょう

一人親方であっても会社を大きくしていく、売り上げの規模を広げていきたい方は、 積極的に融資を受けレバレッジをかけていきましょう。 これは単なる借金ではなく、利益を前借りすることによってへ時間を失わずに会社を大きくしていく手段です。

投資としての融資であれば回収できる可能性も高く、融資を受けるためには計画も必要になります。

そういった面でも健全な経営を行っていくために、お金を借りれば利益を最大化できるのであれば、積極的に融資を受け会社を大きくしていくこともできるでしょう。

もし野望があるのであればいちど考えてみてください。

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