一人親方になったら開業届は出していますか?

一人親方開業届を出していない一人親方さんは実は少なくないでしょう。あなたの先輩の一人親方さんも提出していないから、あんなもの提出しなくても大丈夫というアドバイスを受けた人もいるでしょう。

しかし開業届を出していないと、損をすることも結構あります。いざという時に困るケースも。

今回は開業届の法律と、そのメリットについてまとめました。

開業届は法律上で提出する義務がある

まず開業届は法律上を提出する義務があります。

所得税法第229条で定められており、

第二百二十九条  居住者又は非居住者は、国内において新たに不動産所得、事業所得又は山林所得を生ずべき事業を開始し、又は当該事業に係る事務所、事業所その他これらに準ずるものを設け、若しくはこれらを移転し若しくは廃止した場合には、財務省令で定めるところにより、その旨その他必要な事項を記載した届出書を、その事実があつた日から一月以内に、税務署長に提出しなければならない

となっています。さらにその内容は所得税法施行規則第98条の開業等の届出書に詳しく明記されています。

この内、一人親方として独立した場合の所得は事業所得になります。事業所得を得るのであれば、開業届を出す義務が発生しています。

罰則はない

開業届を出さなかった場合何かペナルティーがあるかと言うと法律で決められた罰則はありません。

しかも個人事業主としてビジネスをする上で、開業届を出していなければできない事はほとんどなく、廃業届を出す義務があると知らない人にとっては提出しないまま事業を行っていることも少なくありません。

さらに廃業届を出していないが税務署に発見されたとしても特に不利益を被ることもありません。

ただし、開業届を提出していなかった場合にできない手続きがあるので注意が必要です。

開業届を提出しないデメリット

開業届を提出しなかった場合、いくつかデメリットがあるので紹介しておきます。

社会的に個人事業主として認識されない

開業届を消さなかった場合は社会的に個人事業主として認識をされません。

普通にビジネスを行う上で困る事は無いのですが、個人事業主としてクレジットカードを作ったり後はビジネスローンを組んだり、銀行で融資を受けたり、国金に申請をしたりする場合個人事業主番号が必要です。

これは開業届を出した際に発行される番号で、この番号がなければ審査をかけることができません。

このように金融機関等で信用を証明する必要がある場合

届を出しておかないと信用がないと言うことになります。

青色申告ができない

次にデメリットを紹介すると青色申告ができないと言う点が挙げられます。

青色申告とは何かと言うと確定申告の1種です。確定申告には青色申告と白色申告があり、青色申告の方が手続きは煩雑になりますが、その分メリットもあります。

特に節税でのメリットが大きく、青色申告をするだけで650,000円の控除が受けられる。これだけでもあまり多くの節税をできます。

さらに家族がいる場合家族に対して給料を支払うことができるのですが、家族従事者として登録をしておけば非課税にで給料を出すことができます。

ですから家族従事者に対して給料を出すことにより所得税の区分を上げることができ結果的に大きく節税をすることができます。

青色申告は 開業届を提出した後、青色申告届出書を提出することで可能になります。

ですから節税のためにも青色申告はしたほうがいいですし、開業届も出しておいた方が良いでしょう。

※関連記事  一人親方になったら自分で確定申告 所得税とは?抑える方法は?

屋号名での手続きができない

さらに屋号での手続きをする場合は開業届が必須になります。

例えば個人事業主でも屋号名を使って銀行口座を開設することができますが、このためには大量届を提出しているという条件がどこの銀行でもあります。

建設業界では一人親方であっても予防をつけることが多いので請求書も屋号をつけて請求することになるでしょう。

その時振込先が泣こうではなく個人名であった場合取引先を混乱させる可能性もある毎度毎度電話にて説明をすると言う隙が生まれる可能性もあります。

ですから屋号を使って手続きをするのであれば

届けを出しておく必要があるでしょう。

開業届は必ず提出しておきましょう

開業届は提出しなくても特に罰則はありません。

しかし開業届を出さなかれば社会的な信用を得られず、口座が作れなかったり融資を受けられなかったり、青色申告ができないので税法上不利になります。

無料で提出できるモノですし、損はしないので、必ず提出しておきましょう。

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埼玉労災一人親方部会

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